【感想・ネタバレ】SDGs×自治体 実践ガイドブック 現場で活かせる知識と手法のレビュー

あらすじ

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持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みが盛んだ。本書では、自治体が地球規模の目標を地域に引きつけて活用する方法を、[1]SDGsの基本理解[2]課題の可視化と目標設定[3]既存事業の整理と点検[4]政策の評価と共有の4STEPで解説。先進地域の最新事情や、現場で使えるゲーム・ワークショップ等のノウハウも紹介。

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Posted by ブクログ

SDGs達成に向けた取り組みの推進を考えている自治体関係者にお勧めです。
SDGs基礎知識として必要なことや自治体が取り組むべき理由、具体的な目標設定や施策に結び付ける方法などが、事例とともに、分かりやすく解説されています。
ゲームの紹介からワークショップの具体的な方法、システム思考、バックキャスティング、ロジック・モデルの考え方も詳しく書かれています。

国際目標なら中央政府の仕事だろうと見誤ってはならない。
(中略)
とはいえ、SDGsに取り組むということは、多くの場合で、これまで維持してきた既存の社会構造を変革する必要が生じ、少なからず困難を伴う 。「国連が定めた目標だから」「政府がSDGsを推進しているから」といった消極的なものではない、SDGsに自治体が取り組むべき理由。それは、SDGsを活用することで、これまで自治体が抱えていた課題を顕在化させ、その解決に向けて、時流を捉えた新たな視座を与えてくれることが挙げられる。 ー 24ページ

このムーンショット型アプローチの効果について、ソニーコンピュータ ンス研究所 社長・所長である北野宏明氏は、「(ムーンショット型アプローチの)本当の目標は、定めた目標に行きつく過程で、様々な技術が生まれ、その技術が世の中に還元され、そして世の中が変わることなのです。これがMoonshot型のアプローチにある、もう1つの大きな効果です。」と語っている。10年後には、現在の技術水準や価値観といった土台が大きく変革しているかもしれない。土台が変われば、達成できる目標の数も一気に増える可能性がある。 ー 77ページ

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2020年03月23日

Posted by ブクログ

一分野マスター読書「SDGs」5冊目。
自治体がSDGsに取り組む際の取っ掛かりを得られるワークショップは参考になりそうだ。

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2023年07月29日

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