【感想・ネタバレ】ある日の入管~外国人収容施設は“生き地獄”~のレビュー

あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

あまりにも非人道的な入管の実態を、マンガでリアルに描く!!

法務省の外局で、出入国に関する手続きを行う「出入国在留管理庁」(入管)。この機関は日本人の出入国管理だけではなく、外国人の在留許可の管理や難民認定手続きなども担当している。また、ビザが切れて(または更新が認められずに)オーバーステイになったり、難民申請が認められなかったりといった外国人を収容する全国17か所の施設の管理も行っている。
日本人にはあまり知られていないが、この収容施設では行き場のない外国人に対する、暴行・暴言・イジメ・監禁・医療放置など非人道的な処遇が横行。その中で被収容者たちは心身を病み、自殺未遂を繰り返す人も出てきている。
著者は2004年から外国人被収容者の支援を行い、その体験をマンガに描き続けてきた。収容施設では写真を撮ることが許されず、本書は入管の実態をビジュアルで伝える、唯一の貴重なリポートと言える。117本のマンガに加えて、入管の実態を伝えるコラムとキーワード解説も収載。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

織田朝日さんが入管の実態を四コマ漫画でわかりやすく伝えてくれている本。
入管の状況は様々なところから情報収集していたが、やはり知らないことがまだまだ沢山あった。
入管の実態を変えるにはどうしたら良いのだろうか…。いろいろ考えさせられた。

0
2021年07月22日

Posted by ブクログ

入管施設をあまり知らなかったが、これを読んでなんて酷い施設なんだと思った。これは日本の問題だから日本人である私たちが何とかしなければならない問題だと思った。

0
2021年05月21日

Posted by ブクログ

日本の入管というところが、外国人をどんな風に扱っているのか。
職員による外国人への暴行や嫌がらせ、「嫌なら国へ帰れ」などの暴言、日本で生まれ育っても大人になれば強制収容、家族と引き離され、長期収容で精神を病む人、自殺未遂者も続出……。
マスコミが報道しない、非人道的な入国管理局の現状を織田朝日さんがマンガで解説してくれる。必読。

0
2021年03月15日

Posted by ブクログ

某アーティストが本著を読んだというのを見て気になっていた一冊。
入管における事実を知れて良かった。とても残酷だなと改めて思った。改善する事はいっぱいあるなと感じたが、やはり日本は鎖国的に難しいのだろうか。
また、途中の一部の四コマは過激に反応しすぎなのではとも感じた。人対人なのでどうしても好き嫌いが出てちょっとしたことでも大きく突っかかるという事はあるよなとも感じた。

0
2024年06月25日

「ノンフィクション」ランキング