【感想・ネタバレ】47都道府県の底力がわかる事典のレビュー

あらすじ

「地方消滅」の危機が叫ばれて久しいが、政府が打ち出す「地方創生」の施策は成功しているとは言えない。
一方で、もともと持っている力を活かして成果を上げている地域もある。そこに暮らす人々の知恵と工夫と努力と挑戦が
地域を再生させているのだ。日本の地方には底力がある!

47都道府県「地域再生の物語」を網羅!
秋田県 秋田市――商店街スゴロクで街を知る、人を知る
山形県 寒河江市・山辺町――世界が欲しがる山形ニット
埼玉県 熊谷市など――猛暑が生んだ奇跡の米
福井県 大野市――水道を引かないまちの誇り
岐阜県 長良川鉄道――捨てられた路線を黒字列車が走る
大阪府 堺市など――ニュータウンにレモンを植えよう
兵庫県 豊岡市――在宅看取り率ナンバーワンの秘密
福岡県 北九州市――死の海から「環境」のまちへ
宮崎県 西米良村――年間二万人が来る限界集落 ほか

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Posted by ブクログ

北海道から沖縄までの47都道府県にある、地域を活性化させるための取り組みを紹介した一冊。
個人的に面白いなと思いましたのが、秋田県のスゴロクで商店街巡りをすると言う企画でした。ゲーム感覚を取り込んだのもそうですが、スゴロクの中で、普段、入ることのないおみせの人と繋がろうとする点が面白いと感じました。

また以前に訪れたことのある徳島の祖谷地方の話もあり、改めてあの景観は残してもらいたいと思いましたし、広島の神楽も大会のようなものがあると始めて知りました。

財政的に苦しい地域ほど、街の魅力や人の結びつきが強いような気がしました。

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2021年05月27日

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