【感想・ネタバレ】10代の憲法な毎日のレビュー

あらすじ

校則と個人の自由、10代の結婚、生徒会や部活動でのトラブル等。高校生活でおこる出来事を憲法にてらして高校生達が大考察。〝憲法の伝道師〟伊藤先生の指南のもと見えてきたのは、一人一人の自由や権利を守るために憲法があり、その精神を持ってあらゆるルールを運用する必要性。憲法を生活にいかす方法を具体的に学べる一冊。

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Posted by ブクログ

憲法のことを、日常の出来事の中でありそうな話題に沿って解説しています。
読みやすかったし、憲法とはどういうものかもより知れました!憲法って日常に深く関わっているんですね。

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2021年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校生の日常生活がどう憲法とかかわっているか
校則・宿題、門限など身近なテーマで説明する
関連法も掲載

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2017年12月03日

Posted by ブクログ

‹内容紹介より›
校則と個人の自由、10代の結婚、生徒会や部活動でのトラブル等、高校生活で起こる出来事を憲法にてらして高校生達が大考察。"憲法の伝道師"伊藤先生の指南のもと見えてきたのは、一人一人の自由や権利を守るために憲法があり、その精神を持ってあらゆるルールを運用する必要性。憲法を生活にいかす方法を具体的に学べる一冊。

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実際に、生徒たちが高校生活を送るうえで「直面しそうな」トラブルに際し、憲法の視点から解決策を考えるmという形で進んでいきます。
全34の事例の中には、実際に起こり得そうなものからトンデモ系まで様々なものがありますが、「個人を尊重する」という憲法のあり方を理解する助けにはなるものだと思いました。
特に、憲法が私人間における関係性を制限するためのものではなく、公人に対してその行政権を制限するものである、ということが繰り返し述べれられていたことは好印象です。
例えば、いじめ門谷についても、いじめられている側の「人権」をいじめている側から保護する、という形では憲法は効果を発揮できませんが、いじめられているものの「教育を受ける権利」を保証するよう、学校(公人)に対して対策をとるように働きかける、という形で効力を発揮する、という説明はとても分かりやすかったです。

著者の外国人参政権に関する見解には少し違和感を覚えることもありましたが、「これが正しい」という書き方ではなく、議論のきっかけになるような記述であったのは好印象でした。

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2017年11月28日

Posted by ブクログ

憲法の本というか教育学系の印象を受けました。
日本国憲法を一通り周遊しようというテキストではなく、普通の生活の中で高校生の疑問、不満を憲法の基本原理を踏まえて考えていきます。
高校生は勿論、学校関係、児童福祉関連の志望者も堅い教本とは別に読んでみてよいのではないでしょうか。
ストレスにならないと思います。

ひとつひとつの話題は短く読みやすいです。
さっと読んで、保障されるべき権利やその為の機関や制度が色々あるんだと感じることが可能です。
じっくり読んで己の意見を育てるのも有用です。
この本にはない他の知識も欲しくなるでしょう。

特に、教育を受ける権利、個人の尊重、は度々出てきます。
普通教育を受けさせる義務、そして教育を受ける権利によって9年の義務教育を受けることができます。
無償で。
これがどれほど尊いことか、私はあとになって気づきました。(税金は取られますけどね)

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2015年09月30日

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