【感想・ネタバレ】非色のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

笑子の思考を追体験し、差別とは何かを考えながら読み進めた。
差別を受けている旦那のトムが、自分たちよりもさらに社会的に低いプエルトリコ人を忌み嫌って差別しているのが印象に残った。

3人の弟妹を育てなければならなかった長女メアリイが子供らしい子供時代を送れていないのが不憫だなと思った。

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2024年04月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女2人のニューギニアが有吉さんの初めて読む本だったので、物語としてはこれが初めて。
エッセイからは想像ができひんほど、人のえぐみ?本当の思いをたんたんと書く人やと思った。でも共感できることばかりで、友達の話を聞くようにずんずんと読み進めてしまった。
また戦後の生き方は、想像を絶する世界で
今より外国人と触れ合う機会を多く持てたのかもしれないと思うと不思議やった。
またニューヨークにいってからも、人種差別を気にしてないという態度をとりながらも、自分も差別したりしなかったり、、、その気持ちの揺れ具合も本当に人の心情を丁寧に書いてあった。角田さんのツリーハウスが時代も近く心情が丁寧にかかれている点で似てた。たんたんと物語は進むけど、気になって読み進めてしまう感じも同じで面白ろかった。

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読書会 課題図書

ずっと昔、読んで衝撃を受けたことを思いだした
あの時よりも「非色」の意味が胸に迫る
復刊されてよかった
今も新しい

ニグロに対する日本でのそしてアメリカでの差別
しかもまだ下層とされる人々がうごめいている
「戦争花嫁」と言われた女性を描くことによって
まざまざと映し出す現実
子の前に進む力に救いを求めて読み進める
そして、ラストの決意

文壇では「大衆的」だとあまり評価されなかった有吉佐和子 すごい作家だと改めて思う

世界で日本で 私の中に
この差別
一体何ものなんだろう

カバーのイラストの赤い心臓が胸をつく

≪ 色でない 差別の現実 それはなぜ ≫

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2022年12月23日

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