あらすじ
元公爵令嬢のセシリアは、過去の自分に起こった婚約破棄と公爵家追放は全て異母妹・アンジェリカの企てであることを知る。そこで操られた友人たちを助け、アンジェリカを倒すことを心に誓った。
アンジェリカとの直接対決のため王都に向かったセシリアだったが、待っていたのはすっかり変わってしまったかつての友人たち。順調に解決していく事件の前に立ちはだかったのは、信頼していたはずの魔女・レイリだった――。逆境の中戦う傍ら、ずっと傍にいてくれたアルバートへの想いも徐々に変わっていき……?
私の魔力でみんなを救っちゃいます!? 元公爵令嬢の唯我独尊ファンタジー第2弾!
感情タグBEST3
匿名
辛辣なレビューを書かれている方もいますが、私は結構好きなお話です。
作者の頭の中には、このお話の世界が広がっているので、きっと文面に現れていない設定や場面がたくさんあるのだろうと思います。
それの見せ方がイマイチといえば、イマイチですが(だからこそ長くなってる)、、集中してちゃんと読めば筋が迷子になっているわけではないので、楽しく読めます。
しかも、意外と深いなぁ、、と。
でも、深いなぁと思えるには、一番最後のページまでしっかり読まないといけないですが。。
さらっと頭を使わずに読みたい人、ライトに読めるものを求めている人には向いてない作品かと。
微妙
かなり辛辣な意見を書いているので気分を害してしまったら申し訳ありません。
試し読みで読みやすかったことと全てを奪われ心身共にズタボロになった主人公が性悪ヒロインとクズ取り巻きヒーロー達に気持ち良くザマァしてくれる話を期待して安くなってた事もあり購入したのですが………長い!兎に角ダラダラと長い割に蛇足的な部分が多すぎて本筋でヒロインが魔女として魔法の習得や強くなる描写はほぼ皆無。しかも始まりで主人公はヒーロー全員に凄い辛いし人として有り得ない目に合わされたからこそ無関心や拒絶を繰り返してたのにラストで結婚するわけ無いだろと最後でめちゃくちゃ冷静になったしアンジェリカに関しても国を滅亡させそうになってて数年投獄後に釈放は有り得ない。全然スッキリしない。一番無理だわって思ってしまったのがアルバート。セシリアが初恋で長年恋い慕ってきたのにアンジェリカの魅力に簡単に篭絡されてしかもセシリア追放に荷担してしかもそれを喜んでたとか本当に最悪。しかも魅力はアンジェリカに対して好意がある者には効果覿面と。アンタ、セシリア好きだったんじゃないの?何でも魔法のせいで赦されると思うなと最初から最後までイライラ。ぶっちゃけセシリアは良くアルバートと結婚しようと思ったなと思う。何一つ信用出来ないだろって思うような仕打ちだし。最後は精霊くんとセシリアの2人で色々な世界を旅しながらクズヒーロー達を撒いて関わらず自由でのびのびと自分らしく生きて欲しかった……ぶっちゃけハッピーエンドなんだろうけど個人的には全然ハッピーなエンドでは無いです。