あらすじ
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2020年はきかんしゃトーマスの原作出版から75周年。その年に発売する、0~6歳までの子どもの非認知能力をトーマスの図鑑と物語で伸ばし、子育てパパ・ママは伸ばし方のコツを理解できるお役立ち本。
トーマスの図鑑と物語を親子で楽しみながら、子どもは心と非認知能力を育み、親は非認知能力への気づきと見極め方を習得できる。
本書の内容は、2019年5月の東京学芸大こども未来研究所の研究成果に基づいており、同研究所及び東京学芸大学の研究者による新規書き下ろしも収録。
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Posted by ブクログ
文字の読み書きや計算ができるといった学習を通して獲得できる揺るがない能力は認知能力と呼ばれ、IQと呼ばれるように高ければ高い方が良い能力と言われる。
一方で「思い切り走りたいけど今は我慢しよう」と自分の感情をコントロールすることや「協力して問題解決しよう」と自分以外の誰かと協調的に関わることができること、主体性や自己肯定感をもつことなどは非認知能力と呼ばれる。
この非認知能力は高ければ高いほどいいのでしょうか?
認知能力ではない「非」が重要で、非常に広範囲でパーソナリティ(個性,その人らしさ)を含むものとして考えられています。その為我慢する意識があまりにも高くなり過ぎてしまうとその人らしさともいえるような「自分らしい立ち居振る舞い」ができなくなってしまうことから、非認知能力は高ければ良いものではなく、状況に応じて意識的に使い分けることが望まれる能力といえる。
2000年にノーベル経済学賞を受賞した米国のヘックマンの研究が有名。
子供のみならず大人でも伸ばせる可能性があるが、そのベースは3歳頃までに作られるといわれていて、幼い時に身につける程良い影響が長く続くとされている。
非認知能力は数値化が困難。今回の我慢は65点などと何を根拠に数値化したか不明で課題が残る。
非認知能力とは常に持っている普遍的な能力というよりは特定の文脈と関連した行動であり、見取りにおいては数値化よりも特定の文脈においてどんな行動を取るのかというステラジー(戦略)の豊かさを視点として持つことが有益どんな考えられる。
ある状況に置かれた時、なるべく好ましい結果になる様な方法を豊かに持っているということを指す。
例えば喧嘩をした時ごめんと謝る、相手の不満を受け取る、相手の好きなものをプレゼントなど。
様々な方略の獲得(非認知能力の育ち)を支援することで子供たちが実生活で適切な方法を選択するという意味で生き抜く力になる。