【感想・ネタバレ】日本を貶めるフェイクニュースを論破する!のレビュー

あらすじ

アメリカの『ニューヨーク・タイムズ』、『ワシントン・ポスト』、イギリスの『タイムズ』――欧米リベラル系メディアは、日本のあり方について、事実とは違う誤断を下し、偏見に満ちた誤認をたびたび広めてきた。たとえば他の諸国では自明の、自国への愛着や誇りを日本国民が語れば「危険なナショナリズム」と断じられる。自国を守るために戦死した自国民の霊を首相が悼めば、「軍国主義の礼賛」と責められる。旧日本軍が志願を基礎に認めた慰安婦は「性的奴隷」だったと糾弾される。日本側はこの種の虚偽の非難にも長年、一切、反論も説明もしなかった。ただ、それによって日本国と日本国民が大きく深く傷つけられてきた。一方で、事実に立脚する明確な主張や反論が、日本にとっての不公正な状況を変えうることも、すでに証明されてきた。それを実践するメディアが「JAPAN Forward」だ。本書では、靖国問題、日韓関係、捕鯨、女性差別、カルロス・ゴーン逮捕劇などの論点で、日本を貶めてきた欧米リベラル系メディアのひどい「物言い」「フェイクニュース」を紹介する。それに対し、「JAPAN Forward」編集部が、事実と緻密な論理で、日本の主張を強く訴え、欧米リベラル系オピニオンを論破する。読めばスカッとする一冊。

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2021年7月読了。

近年、日本のメディアにおける「偏向報道」について、左右両側から意見やコメントが発される機会が、市民レベルにおいても増えてきたと感じている。

少なくとも私の幼少時には、「公平中立」「不偏不党」を自認し、「社会の木鐸たらん」と意思表示を示す(今から思えば、その時点で既に充分傾いてはいたがw)メディアも多かったと記憶している。公共放送もね。
しかし、現在において六本木や赤坂のテレビ局や、その背後に有る「夕日ではない」新聞、「隔週ではない」新聞等を、「左傾化したメディア」と呼ぶ事に大きな違和感を抱く国民は、ここ数年でも激減したのではないかと感じている。

本書は、そうした国内の偏ったメディアがしばしば大事に「参考記事」として有り難がる「海外の主要メディア」に於いても、そうした「偏向報道」が厳然として存在し、更にその背後には、未だに拭いがたい徹底した「欧米至上主義による人種差別意識」がその源泉と成っている事を告発している。
正に「警世の書」と言っても良いだろう。

このJAPAN Forwardなる団体が、少しでも多くの海外の人々へ、「本当の日本」について今なお発信し続けている事に愁眉を開く思いがしたのと同時に、
こうした活動に対して、日本政府は全く支援すらしないと云う「公平性」に対して、「自分の国を大事に思う事」が教育の場に於いて「要らざる事」とされている、わが国の将来に対して暗澹たる気持ちにも成ってしまった。

「愛国心」という言葉が(余計な政治的意味合い等を抜きに)、本当の意味で語られることがタブー視されない健全な社会が一刻も早く訪れる事を強く望む。

最後に、PHP出版さんへ苦言を。
本書はある意味「活動報告書」であり、引用記事や論説が多用されている事を考えると、いくら日本語の書とは言え「縦書き」では読みにくい事この上無い。次回の出版の際には是非とも「横書き」で出されることを強くお勧めする。
又、引用記事についても補足解説等を付けた方が、「初心者」にも読み易く本としてのボリューム感も宜しいかと。

#アツい #感動する #タメになる

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2021年08月12日

Posted by ブクログ

ネットでは拾えなかった情報があった。
テレビや新聞を見なくなって数年経つが、それでも正しい情報を得ることはまだまだ難しいと感じた。

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2021年05月29日

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