【感想・ネタバレ】光琳百図 後編 下のレビュー

あらすじ

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尾形光琳の自由でのびやかな画風につよく惹かれてやまなかった江戸の絵師・酒井抱一は、文化12(1815)年6月2日、光琳の百回忌に合わせて遺墨展を催すと、絵を集めるにつれ写しあげ、とうとう百点の絵書を描きあげた。私家版展覧図録として少部数が配布され、のちに後編が刊行された『光琳百図』は、やがて人々の間にひろく光琳を知らしめ、海を越えジャポニズムの旋風を巻き起こしてゆく。出会うことのなかった人と人との私淑と出版をつうじて継がれていった琳派芸術のあり方を物語る、日本史上初の個人画集。全四巻。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 「光琳百図」、なかなか目にしない作品だ。
 酒井抱一が尾形光琳の作品をひとつひとつ丁寧に書きあげ端正な作品群になっている。ここに描かれている光琳の作品を見てみたい。
 光琳の誕生から100年を隔てて抱一が生まれ、光琳の作品に学ぶ「私淑」、その一端がこの作品群なんだろう。
 

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2021年03月08日

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