【感想・ネタバレ】なぜ、在宅では「いのち」の奇跡が起きるのか?のレビュー

あらすじ

どんな生き方、死に方が“しあわせ”なのか?
在宅医療のなかで私(著者)が見つけたヒントをお伝えします。
経済、長寿が世界トップクラスの日本で、とりわけお年寄りの幸福度があまりにも低いのはなぜか? 日本人の半分は「自宅で最期」を願っているのに8割が病院で亡くなる国は、世界を見ても日本だけ! 30年在宅医療を続けてきた在宅医の著者は、その理由の一つが、医療側の事情にあると読み解いている。
人生において最後の瞬間はきわめて尊厳のある瞬間なのに、医療がそれを奪ってきたのではないかと警鐘を鳴らす。
在宅医療の現場でいく度も遭遇してきた“いのち”の奇跡を綴りながら、“いのち”の真の姿を見落としてはならない、そして、患者さんに一貫して寄り添う医療や福祉のあり方を提示している。
医療・福祉関係者だけでなく、いずれは最期を迎える誰もが読んでほしい一冊。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

地域包括ケアシステムの構築に関する課題について具体的に書いてある内容、これから動くためのたくさんのヒントになると思います。
本人の希望に合わせて生を全うするのに、誰にどうコンタクトして協力を仰ぐのか…。東郷先生がいない地域でも、きっと動く可能性が開ける、そんな思いにさせてくれる内容だと思います。

0
2022年11月20日

Posted by ブクログ

感動的な実話が多くおさめられている。そして著者のようか誠実な医師が日本に増えてほしい。そう思う。
祖母が亡くなる直前に手作りのカレーライスを作った話のところで涙が出た。

0
2024年01月24日

「ビジネス・経済」ランキング