【感想・ネタバレ】新釈北欧神話 -創世篇- 2のレビュー

さいとう高志

北欧神話の世界の始まりから終わりまでを誰にでも分かりやすくコミカライズ！

霜の巨人族の集落で虐げられて暮らしていた少年・ヴァクは、新生の世界でオーディンという名と新たな家族を手に入れ平和な日々を過ごしていた。
だがある時その世界は滅びるとの予言が下される。
オーディンは滅びを回避する為の力を求め、南西へと遠征を開始するのだった――

本編は第六話から第十話までを収録！
さらに巻末特典として、20ページを超える設定画集、描き下ろしイラストを含む解説ページ、『Edda: GENESIS』の未公開シーン、『Edda: GENESIS』『新釈北欧神話』の前身となったパイロット版のラフ原稿も収録！

[レビューねっこ · ★★★★☆]

電子ならでは

北欧神話を元にした作品は数えきれない程……とは言わなくとも、例を挙げるのが面倒な位ある。
で、ちょくちょく北欧神話知識を入れつつ物語は進む。
これが紙の本ならモノクロだろう部分に色がついているのは、電子書籍ならではの面白さだと思う。