あらすじ
本書を推薦します!
★この著書はハーバードでの筆者自身の学びと彼自身の日本における実体験をもとに、日本の不動産投資をひも解く文献に新たな一ページを加えるものである。特筆すべきは、ハーバードの教室で教えられている実践的知識を伝えるにとどまらず、魅力的で望ましいリターンをあげる不動産開発プロジェクトを、社会的インパクト創造をも忘れることなく実行してゆくことの大切さを述べていることだ。
ハーバード・デザイン大学院 不動産デザイン学科 マイケル・D・スピア名誉教授
リチャード・パイザー
★ハーバード・デザイン大学院における「不動産をデザインする」という新機軸が誕生したのは2012年のことだった。以来、デザイン思考や創造性を不動産学と融合させることは、ハーバードでは欠くことのできない学術的手法となっている。筆者は、当学科でも特に研究熱心な教え子の一人であり、本書は彼のハーバードでの学びと実践してきた実例をもとに、なぜデザイン的思考が必要不可欠であり、日本という投資環境でも最適なリターン創造に寄与するかをステップ・バイ・ステップで明らかにしてくれる。
ハーバード・デザイン大学院 不動産デザイン学科共同学科長/ハーバード・ビジネス・スクール不動産マネジメントプログラム教授
ビン・ワン
★不動産投資は一生使えるナレッジだ!
どんな時代でも生き残れる不動産投資家になるための極意とは?
世の中に不動産や建物を買わせたい人(業者)は山ほどいるが、その中で本当に投資してよいと判断できるものは、誰も教えてくれない。業者の売り文句にダマされないためには、投資していいかどうかを自分で判断できる知識や眼力が必要だ。そのための基本となるノウハウを身につけていただくための不動産投資の入門書。
著者は、建設会社のサラリーマン時代に独学で不動産投資をスタート。その後、ハーバード・デザイン大学院に留学。そこで最先端の不動産デザインの方程式を学んで帰国し、建築デザインと不動産投資ファンド会社を設立して独立。経験から学んだ不動産投資の知識と、ハーバードの最先端の方程式をミックスし「ハーバート式不動産投資術」として体系化した。
著者が学んだ不動産投資の手法は、世界のどこでも通用する、普遍的で再現性のあるナレッジといえる。
そのキーワードは、
1デザイン、2ファイナンス(資金調達)、3チームビルディン、4景気サイクル&出口戦略、5再現性&成長性の5つだ。
これら5つの分野で平均値を上回る工夫をすること。これが著者がハーバードで学んだ「Creating α」という成功の極意である。
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Posted by ブクログ
上田氏の本。
同氏事業に感銘を受け、読書。
いろんなケーススタディが盛り込まれているのはイメージが湧きやすくて素晴らしい。
キャップレート物件価値に関する基礎を丁寧にわかりやすく解説してくれているのもよき。
メモ
・不動産投資用語は世界共通。
・まずはnoiを考える
・5つの舞台でアルファを創造し平均を上回る
デザイン
ファイナンシング
チームビルディングとネットワーク
景気サイクルと出口戦略
再現性と成長性
・4つのデザイン
ソフト、ハード、資本支出、アルファ創造
・アルファ創造リスト デザイン編
ユーザーを考え直す
建築限界を考える
構造形式を考える
住宅設備や内装を考える
効率的な施工を考える
・ローン後キャッシュフローが投資期間に毎年プラスになること。最後の売却時には実質収益をしっかりと高水準で安定させること。
・融資5点セット
物件概要、レントロール、建築費用見積もり、事業計画、与信情報
・
Posted by ブクログ
仮説「 よい不動産ができれば、よい人が住んで生き生きと暮らし、そんな 活気ある不動産が集まり良い街ができる 。もちろん大家さんも 家賃収入を伸ばし、不動産価値も上がり、さらに活気のある街が醸成されていく好循環が生まれる」
ハーバード教授からの言葉。 君たちがこのハーバートで真っ先にすべきことは何か?
それは「Networking, Networking, Networking」つまり 人脈形成( 助け合ったり 知識を補完しあったり 切磋琢磨し合えるる真の仲間とのつながり )である。
不動産投資を通じて建物を変え 人を変え そして街を変えたい!
使う人や住んでいる人の人生を プラスに影響できるような素晴らしい建物を作り上げることができれば 何万人という多くの人の人生を変えられるのではないかと 思う
淡々と自分の 抱える問題を一つずつ 潰していくことから始めるしかない