あらすじ
ワケあって地味子に変装していた、美少女の由姫。最強総長で恋人の蓮と、留学がきっかけですれちがっていたけど、蓮の緊急帰国で溺愛が爆発!「俺の頭の中には由姫しかいない」なんて言われて、幸せをかみしめる毎日♡そんな中、球技大会では由姫ファンの3年VS2年でバトルがヒートアップ! さらに、由姫が謎の人物に襲われそうになって大ピンチ…!? わくわく&ドキドキが止まらない! 波乱の第11巻!
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Posted by ブクログ
海くんが由姫のことをどう思っているのかが一番気になる。
何となく話の経緯に触れられているので11巻からでも読める。歯の浮くようなセリフだけが並んでるのかと思いきや、割と微妙な人間模様みたいなものがあって面白く読めた。特にルカくんが由姫&衆人環視の中で「好きになったんだから、仕方ないでしょう」と言うシーンはグッときた。
男を複数の女性で取り合うハーレムラブコメみたいなのに慣れてしまっているから違和感があるだけで、男女を入れ替えればすぐに理解できる。
むしろ男同士のバトルがメインみたいなところがあるので、実質は少年漫画的ですらある。由姫は名前の通りお姫様であり、男子の格付けや球技大会や誘拐騒動を通して奪い合われている。特に不良マンガの女性ってマジでお姫様扱いされるし純愛傾向があるからな。そして浮気者は必ず制裁を受ける。男性向けも女性向けも構造は同じ。
文武両道イケメン最強ちょいワル組織のトップを「総長」の一言で表す文化。どんな文化も常にハイコンテキストだ。それにしても、社長の権力の源泉が人事と報酬の決定権にあるとして、暴走族の総長が持つ権力の源泉はどこにあるのか。人望かな。蓮は人望というよりは個人の凄みで統制してそうだけど。まあ別に暴走族は分業してるわけじゃないし数値目標も投資者保護も必要ないから、全てを知っている文脈で捉えようとしてはいけない。そういえば暴走族として何かをするシーンは無かったな。
……「由姫が bite を潰した伝説の日」が2番目に気になる。