【感想・ネタバレ】天女の嫁入り2のレビュー

あらすじ

太平の世はすでに遠く、人々が乱れたきった時代。訳あり天女のマユと正直者の油売り九郎が情を通じ力をあわせ、新たな世を拓きます!

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Posted by ブクログ

九郎とマユが関わる事になった黒水騒動、珍妙な自然現象を巡るドタバタ劇になるかと思いきや、意外と広がり有るエピソードになりそう……?

最初は噴出し続ける黒水を止めればそれで済むかと思っていたのだけど、ここにペテン師や謎の女性が関わってきたことで予想外の展開を見せているね
特にペテン師である慈円の存在はマユたちに対する良いカウンターとなっているように思える

羽衣を使って超常現象を起こす天女のマユは言うまでもなく怪しい存在。普通そんな相手を信じる者は居ない。むしろ妖の仕業と言い切り護符を配る慈円の方が信頼したくなる
親しくない人から信頼される、という意味ではマユは圧倒的に不利

だからこそ、ここで底抜けにお人好しな九郎が活きてくるわけだね
九郎は見るからに毒のない人間で近づく事を警戒させない。そんな人間があっという間に黒水を除去してしまえば、効果があるか判らない護符を配る慈円より信頼されるのは自明の理
ここに来てマユと九郎の組み合わせが良い効果を生み出してきたね
……そして矢野がイジったように夫婦として言葉にせずとも判り合ってる感が増してきたね(笑)


慈円が味方になり、慈円の背後に居る人物に対して攻めの姿勢を見せた事で事態は別の面を見せ始めたね
村に入らず何かを待っていた狛鬼によって放たれた無慈悲な斬撃。思わずバトル漫画が始まったのかと思いそうなこの状況でマユはどう対抗するのだろうか?

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2021年07月11日

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