【感想・ネタバレ】赤髪の女商人１のレビュー

のゆ

理不尽はあっても救いはない、剣はあっても魔法はない、ヨーロッパ中世を模したファンタジー世界。大陸との海峡からほど近いとある街に、ひとりの女商人が店舗を構えていた。その女商人――リアノンは冷徹なやり手として名を馳せていたが、同業者に陥れられて無一文に転落。さらには贋金作りの濡れ衣まで着せられてしまう。おとなしく絞首刑を受けるか、高額の補償金を払って特赦を受けるか。有罪を宣告された法廷で、決断を迫られたリアノンは……!?

[U11 · ★★★★☆]

修道院に商人の考えが導入

冤罪で逃げていたところ、修道院に拾われ、期間内にお金を稼ごうとする女商人のお話です

裕福な土地で稼げるにもかかわらず、貧乏な暮らしを目の当たりにして、商人の視点から修道院の経営を回していこうとします

絵もきれいで好き

[夏人 · ★★★★☆]

中世の暗黒時代と呼ばれた時代の商人や商いの物語。
リアノンという女性が騙されて追い詰められてから、
修道院で商才を生かして巻き返していくところが妙なリアリティがあって面白い。
番族とも戦いではなく、取引という形で交渉する展開は良いですね。
巻末のモブリスさんのおまけ漫画は笑えました。次巻からモブリスさんが気になってしまいそうです。

＃ハッピー ＃タメになる