【感想・ネタバレ】日本刀と日本人のレビュー

あらすじ

日本刀は単なる武器ではない。日本人の心を表象する日本文化の真髄である。日本刀に魅せられ、刀剣商となった著者が語る、「日本人が知らない」日本刀の魅力と、日本刀を通して知る“本当の日本”とは――。
古くから日本刀は御守り刀として、親から子へ、主君から臣下へ、そして花嫁の父親から娘への結婚のお祝いとして贈られてきた。天皇の皇位の印である三種の神器が、鏡と玉と剣であることもよく知られている。
現在、日本に存在する国宝1100点あまりのうち、 約1割にあたる110点ほどが日本刀だ。近年では『刀剣乱舞』の大ヒットで、若い人にも日本刀ブームが起きている。
そのように日本刀は、日本人と深いつながりがあるにもかかわらず、現代においては実際に触れたり、目にしたりする機会が限られている。
日本人が忘れかけている日本の心と日本文化の魅力を、日本刀を通じて再認識できる一冊。

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Posted by ブクログ

自分が日本人であることを、再認識させられる本です。後半の体験談や、刀に興味無い私にも楽しく読めました。
もう一度ゆっくり読み直したい、読みごたえの有る本です♪若い人達にオススメの一冊です。何か何か動いてるよ

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2021年01月07日

Posted by ブクログ

自国の文化を知らないということは、とても寂しいと感じた。
海外の人と話したいと思うようになって、その時に自国の自慢や誇りを表面上や流行的な内容でしか語れないのは勿体無い。

陰翳礼讃でも語られた、西洋化による負の面みたいなものが、やはり気がかりとなる。

西洋のいいところを見習うのは悪くないが、無意識に形から取り入れてしまい、後になって空虚なことに気づくのだろうか。

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2024年07月07日

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