あらすじ
人気ブロガーが教える! 百戦錬磨のプロを相手に、初心者が「家選び」と「お金」で損をしない方法!
家を買いたくなったとき、住宅情報誌やインターネットから情報を得て、モデルルームを見学し、営業マンを信頼して契約に至るのが通常の流れです。
しかし!
この過程の情報のほとんどが、実は供給する側がお金を払って発信しているという事実があることを、ご存知でしょうか?
家を買うときに本当に考慮しなければならない情報をつかんでいる人は少なく、特に肝心な「お金」のことをしっかりと考えて契約に至っている人は稀です。
結果、身の丈に合わない家を買ってしまい、老後破産、住宅ローン破産が問題になっているのです。
本書では、現役公認会計士である人気ブロガーが、マイホーム、住宅ローンという人生最大の買い物と契約の機会に際し、損をしないためのアドバイスをしていきます。
家がほしくなったときに知っておきたい失敗しない考え方のほか、住宅ローンを決める際に必要な金融や不動産、税金の知識など、すべて網羅した一冊です。
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Posted by ブクログ
公認会計士が2018年に書いた「家を買うときの金銭関係の総論的内容」
考えることが多く情報弱者にとっては導入に良い1冊であった
陥りがちな心理状況まで書かれており非常に参考になった
本格的に動くときに読み返したい
・不動産に掘り出し物はない、急いで契約はしないこと
・チラシは客を来店させるまでのおとり
=実際3つでお金がかかる①売買契約を結ぶ、②住宅ローンを組む、③家を維持する
・ボーナス払いは難易度が跳ね上がる
=安全なのは収入に変動があっても返済が一定、最も収入が少ない月に合わせて住宅ローンの支払いを決めること
・退職金で完済するは老後破産の危険が高い
=自分の老後は自分にしか守れない
・不動産会社の営業マンは「売るまでが仕事」
=定年後にローンが返せなくなって家を売却し、残債が残り、年金をやり繰りして賃貸の家賃を払いながらローンを返済しようと、全く関知しない
・銀行の融資担当者は「貸すまでが仕事」
=定年後にローンを返せなくなったら、第一順位の抵当権を実行して家を売却すればいい。審査マニュアルに沿って融資を実行したまでのこと。