【感想・ネタバレ】細野晴臣と彼らの時代のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年09月21日

細野氏がお元気なうちに出版して下さって良かったです。色々な作品の裏側が垣間見れてワクワクしました。まだまだ拝聴していない作品が沢山あるので楽しみです、もちろん新作も。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月21日

 正しく「彼らの時代」。その部分が、この本の大きな魅力。
 日本の軽音楽史である。
 「風をあつめて」が、ワールドミュージックになっている時代なんて、80年代には思うべくもなかったな。

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Posted by ブクログ 2021年07月12日

天才細野晴臣にも何者ではなかった青春時代があったということ。丁寧な取材で浮かび上がる70年代から80年代にかけての細野さんとハッピーエンドのメンバーたち。

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Posted by ブクログ 2021年05月21日

「風街ろまん」は擦り切れてしまうほど、
「HOSONO HOUSE」もかなり、
「HORO」もまぁまぁ、
「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」はぼちぼち、
「ロング・バケイション」はそれなりに、
聴きこんでいました

それから数十年経って
映画「万引き家族」のエンドロールに
音楽:細野晴臣
...続きを読むを見た時に
「おっ!」と声を挙げてしまいました。

その数十年の間の
あれやこれやが これでもか と
日本を代表する音楽家たちへの
証言と聞き取りを八年の月日を費やして
編まれた本書が
面白くないわけがない

巻末の
「主要参考文献」と「細野晴臣年表」が
如実に語ってくれています 

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Posted by ブクログ 2021年04月11日

「細野晴臣と彼らの時代」、この本の主人公はもちろん「細野晴臣」であり、今も新しい世代のリスペクトを集め続ける彼の物語(プロローグの星野源のエピソードも細野が過去の人ではないことを明示しています…)なのですが、題名にあるとおり「彼ら」も主役なのだと思いました。「彼ら」とは、大瀧詠一であり、千葉信行であ...続きを読むり、布谷文夫であり、中田佳彦であり、松本隆であり、柳田優であり、小山高志であり、杉山喜一であり、伊藤剛光であり、高橋幸宏であり、鈴木茂であり、林立夫であり、小原礼であり、遠藤賢司であり、野上眞宏であり、小坂忠であり、柳田ヒロであり、菊池英二であり、竹田和夫であり、高久光雄であり、小倉栄司であり、吉野金次であり、三浦光紀であり、石浦信三であり、松任谷正隆、駒沢祐城であり、後藤次利であり、久保田麻琴であり、田中唯士であり、佐藤博であり、矢野顕子であり、坂本龍一であり、横尾忠則であり、松武秀樹であり、渡辺香津美であり、大村憲司であり、奥村靫正であり、コシミハルであり、福澤もろであり、権藤知彦であり、黒川良一であり、小山田圭吾であり、高野寛であり、高田漣であり、であり、であり、であり。登場する順に、なんとなくメモってみましたが、なんという「彼らの時代」。日本の音楽の伏流水人脈が、細野晴臣の「サムシングエルス」に反応しながら、「はっぴーえんど」とか「デインパンアレー」とか「トロピカル三部作」とか「YMO」とか「アンビエント」とかで地表に噴出していく、「音楽の時代」の群像劇。その中で牧村憲一「ニッポン・ポップス・クロニクル 1969-1989」で細野晴臣にならぶ日本のポップスのキーマンとして指摘している加藤和彦の存在感が薄いのが気になりました。でも加藤和彦と違い、細野晴臣は無垢をもって生き続けて欲しい、音楽というフォースにおけるヨーダみたいになって欲しいです。っていうかもう十分、ヨーダか…

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Posted by ブクログ 2021年03月27日

つねにサムシング・エルスを求め、興味から次の興味へと音楽を追い続けた細野晴臣の冒険の書は、70年から現在に至るまでの日本のロック・ポップス史の年表であり、彼がその道中出会う様々な旅の仲間との小説のようだった。小説のように感じたのは、日本のロック・ポップスを作り上げてきた歴史上の人物たちの誰と誰が、い...続きを読むつ出会ってどういう音楽をやってという、ただそれだけでなく、簡潔な文章の中ながらその時の彼らの心情にまで踏み込んだ描写と、彼らが過ごした街の風景の描写があるからだろう。それを拾い上げて文にした著者の仕事もすごいが、細野晴臣という人が、常に不安と葛藤を抱えがちの人でありながら、同時にユーモアのある人であって、従って音楽や周囲の物事を批評的・分析的によく見ている人だったことが何より大きかったし、図録や写真がないことがむしろ小説のように想像力を喚起させてくれる。文中に出てくる楽曲はネットですぐ確認できるという体験もとても楽しかった。

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Posted by ブクログ 2021年02月28日

「細野晴臣」という人物になったかのように読み進めることもできれば、それを俯瞰的に観察できる本でもあった。

はっぴいえんど〜YMO期の読み応えがすごい。教授やユキヒロが当時のことを振り返って語る新事実もあって、こんなことを思っていたのか・・・とワクワクした。

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Posted by ブクログ 2021年05月10日

G 2021.4.30-2021.5.10
細野さんだけでなく、むしろ「彼ら」のいろいろを知るのが楽しかった。

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Posted by ブクログ 2021年01月30日

8年の取材・インタビューなどの歳月を経て綴られた日本の誇る偉大な音楽家、細野晴臣の決定版とも言える評伝。東京港区、まだ当時は下町の色濃い白金台での出生から、若く優秀なミュージシャンをバックにつけてアメリカンポップスの再解釈に挑む近年のソロ作品・ツアーまで。もちろんこの過程には、はっぴいえんど、YMO...続きを読む、ティン・パン・アレーなどの名グループでの活動も含まれるわけであり、それは日本のロック〜ポップスの音楽史を辿るにも等しい。

こうして評伝を読むと、知っているようで知らなかったはっぴいえんど末期のバンドの空気感や、大瀧詠一と細野晴臣の生涯のライバルとも言える好関係(その極点はYMOでの大ブレイクと『LONG VACATION』の大ヒットであろう)などを詳しく知れる点が面白い。そして細野晴臣という人間の歴史を辿るということは、大瀧詠一、松任谷正隆・荒井由美、矢野顕子、小坂忠、坂本龍一、高橋幸宏など、彼を巡る偉大な音楽家についても相当のページ数が割かれるわけで、彼らとの関係性をたどれるのも面白さの一つである。

個人的に非常に感銘を受けたのは細野晴臣が、自作曲について、自身の心情をそのまま歌うのが自身の作品観ではないということを名言する以下の発言であった。

「そのまま歌うのは日記や私小説であって、作品ではないと思うんです。自分の思いをいかにして作品にするか。それが曲作りですね。それが昔からポップスの伝統だったんですよ。だからそこには生々しさとか、そういったものは必要ないなと。(中略)パーソナルな曲は作ったその人でないと歌えない。自分の曲はほかの誰かでも歌うことのできる作品であってほしい。いまだに同じ思いですね」(本書p182より)

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