あらすじ
ドイツのグリム童話と並んで有名な,17世紀末フランスの物語集.「眠りの森の美女」「赤頭巾ちゃん」「青ひげ」「長靴をはいた猫」「サンドリヨン(ガラスの靴)」「おやゆび小僧」「ロバの皮」など.
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Posted by ブクログ
『眠りの森の美女』『赤ずきんちゃん』など、有名な作品がいっぱい。
お話の最後ごとに【教訓】が書かれているのですが、
子供向けとは思えないほどはっきりと生きる上での注意勧告がなされています。
【赤ずきんちゃん】
「おとなしくて人なつこくてやさしいオオカミが、若いお嬢方についてきたりする。そんなやさしげなオオカミこそがおよそオオカミの中で一番危険なのですよ」(抜粋)
【長靴をはいたネコ】
「知恵と技術のほうがたなぼた式の財産よりずっと価値がある」
「服装と顔立ちと若さというものも相手の恋心をよびおこすのに必ずしもばかにできない手段ではあるよ」(抜粋)
昔の児童文学書ではこういうのが結構あったけど、
最近の本でもこういうのがあるんだなと嬉しかった。