【感想・ネタバレ】1手ずつ解説する角換わり棒銀のレビュー

あらすじ

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本書は初段を目指す人向けに、一つの戦法の指し方を1手ずつ解説するシリーズの第2弾です。
テーマは「角換わり棒銀」で、角換わりを得意とする真田圭一八段が棒銀戦法の指し方を1手ずつ解説していきます。

棒銀の魅力はなんといっても破壊力でしょう。飛車と銀と手持ちの角で、うまくいけば敵陣を突破することができます。まず第1章でその成功例を示したあと、第2章からは後手が銀交換を拒否してきた場合や、後手も棒銀で対抗してきた場合などについて、順番に紹介していきます。最終章では少し上級者向けの指し方として、先手が▲7八金を省略する指し方も取り上げました。

「角換わり棒銀のもう一つの特徴は、手筋の宝庫であるということ。攻撃側、守備側ともに学ぶべき手筋が満載です」と、真田八段がまえがきで述べています。
ぜひ本書を読んで、初段の壁を突破してください。

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Posted by ブクログ

なぜこの一手を選ぶのか、一手を選んだ後の変化までをしっかり解説くれていて、居飛車を覚える最初の一冊としては、この上ない本でした。

中飛車党 + 美濃囲い or 穴熊ばかりを指してきた自分としては、相居飛車の玉の薄さや居玉上等のバランス重視の方針など驚く手ばかりですが、こんな手筋があるのかととても勉強になります。Abema等でプロの将棋を見るたびにたまには相居飛車を指してみたいと思っていましたが、その手の複雑さには多くの学びがあります。

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2023年02月02日

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