あらすじ
◎米国株「最強の10銘柄」でFIREを狙え!
最強すぎる! ほったらかし投資術
じつは日本株より手堅い「米国株」
40歳から10年後、早期リタイアを実現!
◎6つのポイントを守れば米国株投資は怖くない!
1自分がよく知っている製品・サービスを扱っている
2メジャーな企業で情報が入手しやすい
3高い収益性・競争力がある
4成長性が高い
510年以上にわたり、増配した実績がある
6営業キャッシュフロー・マージンが20%以上ある
経済的に自立して早期リタイアを果たす「FIRE」を目指し、株式投資を始める個人投資家が増えている。
その多くの投資対象は日本株だが、じつは米国株こそFIREへの近道だ。
某金融機関に勤めていた著者は、40歳で早期リタイアを考え始め、2020年に資産1億円達成を計画。
見事、計画を達成し、51歳で早期リタイアを実現した。
その大きな原動力となった米国株の投資術を全公開!
◎著者より
私はサラリーマン2年目から株式投資を始め、
40歳前後で「2020年までに株式投資で1億円の資産を築いて早期リタイアする」ことを目標に掲げました。
それを1年前倒しで実現し、2019年に28年勤めた会社を51歳で早期リタイアしました。
家族は妻と息子2人。
妻は4年ほど前から看護師として働いていますが、会社員時代も早期リタイアした現在も、家計の担い手は私一人です。
いまは株式投資による収益で生活コストを賄いつつ、金融資産を1億円からさらに増やし続けています。
私のセミリタイアを可能にしてくれたのは日本株ではなく、米国株への中長期的な投資です。
予定よりも早く金融資産1億円超を築く原動力になったのは、2016年から本格的に始めた米国株投資だったのです。
仮に米国株メインではなく、日本株メインだったら、1年前倒しのセミリタイアは不可能だったでしょう。
リタイア後も米国株への投資を続けて、将来的には金融資産2億円、3億円といった目標も射程に入っています。
◎今さら聞けない米国株投資の超基本も全部わかる!
Q 米国株はどこで買えますか?
Q いくらから米国株投資は始められますか?
Q 米国株は上級者向けで、初心者向きではなくないですか?
Q 英語がまったくダメですが、米国株投資はできますか?
Q 日本とアメリカの時差は米国株投資の障害になりませんか?
Q 円高・円安による為替リスクが心配ですが大丈夫でしょうか?
Q 米国株で儲けた利益には税金がかかりますか?
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Posted by ブクログ
FIREを目指すにあたって、
何故、米国株投資が良いのか?について、
著者の方の実体験も踏まえて紹介してくれています。
米国株として何がオススメとか、
あんまり書かないようなことも書いてくれていて、
かつ何故オススメなのかを著者の視点で書いています。
米国株取引にあたっての考え方だけでなく、
これがきっかけで海外株投資に一歩踏み出せたので、
読んですごく良かったと思います。
【勉強になったこと】
・ティッカーシンボル
各銘柄を識別するためのコード
・米国企業で大きなブランド力を発揮しているのは、
ITセクター
生活必需品セクター
・2020年秋時点で、30年以上増配を続ける企業は、
米国では全部で45社。
・経済成長率、雇用統計、貿易収支といった
ファンダメンタルズには興味を持ったほうが良い。
・米国株の配当金は、アメリカ国内の税金が10%
引かれた状態で振り込まれ、さらに国内で譲渡益と
同じ20.315%の税金がかかる。
このアメリカでの現地課税分を「外国税額控除」で
住民税や所得税から控除出来る。
要するに取り戻すには確定申告が必要。
・ウォーレン・バフェットも、
「自分が死んだら資産の9割はS&P500に連動する
バンガード社のETF、残りの1割を米国債で運用
するように」と遺言している。
・日本のFIREのイメージ(基本プラン)
年間支出の25場の試算を築き、それを年利4%で
運用していく。
Posted by ブクログ
米国株投資で金融資産を築くことにより、早期リタイアされた著者の初の著書となります。
私は、米国の個別株投資はしていないのですが、早期リタイアを決定されるまでの著者の思考過程を知りたいと思い、本書を購入しました。
本書の後半部分に、早期リタイアするに至るシミュレーションがあるのですが、早期リタイアするためには漠然と考えるのではなく、自分自身の経済状況等を綿密に数字に落とし込んで考えておく必要があることに気づかされました。
また、株式の配当金収入はやはり精神の安定剤として重要になってくるなとも感じました。
日本の個別株投資をしている方にとっても、得るものが多い良書です。
Posted by ブクログ
具体的に買ったほうがいい銘柄が記載されてます!
ビザやコストコの株は特にオススメ、ということで、
買っていきたいと思います!
米国株の中でも成長性がある、今後も参入障壁が高いなどが理由とのことです。
考え方は参考になりました。
文章中に一億達成するために、どれだけの積み立て金が必要で、どれだけの年利だとどれくらいかかる、みたいなシミュレーションが多数掲載されており、大体の規模感を把握することもできました!
Posted by ブクログ
アメリカ株の取引がしたくなってしまう一冊。表紙の謎の人物のようなハイテンションな本ではなく、とても堅実な本です。しかも、読者の目標や資金力によって合う投資法を具体的な銘柄を出して紹介しているのには、驚きでした。
●日本ではマイナーだけどアメリカではメジャーなアメリカ株の紹介や選び方の説明がある
この情報はかなり有用です。なぜなら不用意に謎の銘柄に手を出さずに済むからです。株をやっていると、「なんか売れているし買ってみよ」とよく知らないのに謎銘柄を買ってしまうことがありました(経験談)。紹介された情報を知っていれば、もう少し冷静に買えると思います。
●Fire後の生活がグッとくるポイント?!
著者のFire後の生活スタイルが紹介されています。「今まで仕事ばかりだったぶん家族との時間が増え・・」「妻には感謝している」など、50代にはぐっときて憧れるポイントかもしれません。
●税金の話がもっと聞きたかった。
著者は税理士ではないし、そこは本書のテーマから外れるからかもしれませんが、アメリカ株の売却益や配当には2重課税がかかっており、確定申告で取り戻せるらしいことはわかりました。買うのは初心者でも簡単にできますが、出口対応が少し難しいことに注意です。
Posted by ブクログ
『米国株に興味があるなら必読の一冊!』
昨今の投資ブームに乗っかったわけではなく、数十年前から米国株に投資し、51歳でセミリタイアを達成した著者の投資論が書かれた書籍。
基本的には投資初心者向けに書かれていますが、NISAやETFなどの投資用語がまったくわからない方には難しく感じるかもしれません。と言うのも、著者の投資手法は米国株ETFに米国企業の個別株を組み合わせるものですので、まったくの投資初心者には難易度が高めです。初心者の方はまずは積み立てNISA枠を使った投資信託などから始めるほうが良いと私は思っています。
その意味でも、これから積み立て額を増やしたい方やFIREを目指している方には、米国株のメリットが伝わるのでおすすめできる一冊です。私自身も米国株への投資がベストな選択であると信じているので、下手に投資コンサルなどへ相談するより、本書を読み込み、著者のおすすめする10銘柄へ投資するほうが賢明。
もちろん相場は読めないので、これから米国株が下落する局面も必ずありますが、具体的な銘柄を公開してくれているため、再現性がある良書であると思います。
Posted by ブクログ
米国株がよいと言われており、投資を始めようと思いましたが、どういった観点で投資をするべきなのか知識が欲しかったので本書を読みました。
米国株がおすすめされる理由、投資の観点、著者が購入している米国株などが紹介されており、米国株の入門として良い書籍でした。
現在、利上げと円安の影響を受けているので、投資をためらっていましたが、
もう一度知識をつけて、再挑戦しようと思います。
Posted by ブクログ
ためになったこと
・ROEと自己資本比率は相反する指標。
どちらも重要だが、絶対視はせずバランスで考える。借金をしてもそれ以上に儲けられるか。
Posted by ブクログ
米国個別株・ETF投資のポイントが非常に分かりやすく、簡潔にまとめられている。FIREに向けたケーススタディやポートフォリオも参考になり、実際に取引をやってみたいと思える初心者向けの一冊である。
Posted by ブクログ
良いタイミングで巡り逢えたと感じます。
なぜ投資するのか、どう投資するのか、FIREで何を実現したいのかを今一度考えつつ、行動に移す事が何よりも大事なのかなと
Posted by ブクログ
米国株投資のオススメ本。
特に格年齢ごとの投資シミュレーションの章が秀逸。
家庭の事情でFIREを考えているので、背中を押してもらった気がしました。
Posted by ブクログ
米国株入門書としては最適。なぜ米国株をすすめるのか、その理由と先の展望、そして年齢に則したポートフォリオの作り方など、わかりやすく解説されている。私はこの本を読んで取引を始めました!
Posted by ブクログ
米国株でFIREを達成した著者。日本株も経験したが、米国株の成長性に可能性を感じ、一気に資産を拡大させた。
個別株やETFのオススメが提示されており、米国株を始める入門編としてオススメ。米国株投資のハードルは下がるかもしれない。
また、銘柄選定方法も至ってシンプルで取り入れやすいです。