【感想・ネタバレ】ひと目でわかるAzure Active Directory 第3版のレビュー

エディフィストラーニング竹島友理

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Azure Active Directory（Azure AD）は、マイクロソフトのクラウドサービスであるAzure上で動作するディレクトリサービス（認証基盤）です。各種クラウドアプリケーションへのシングルサインオン、多要素認証、オンプレミス（Windows Server）のActive Directoryとの連携など、さまざまな機能を備えています。
本書はAzure ADの入門書で、2017年11月に発行した『ひと目でわかるAzure Active Directory 第2版』の改訂版です。本書ではAzure ADの基本から、オンプレミスのActive Directoryとの違い、導入、構成、Office 365をはじめとする他のクラウドサービスへのシングルサインオン（SSO）、ユーザーとグループの管理、多要素認証、Windows 10のAzure AD参加、条件付きアクセスポリシー、オンプレミスのActive Directoryとの統合などについて、豊富な画面と詳細な手順でわかりやすく解説します。本書を読めば、基本的な知識の理解から、ひととおりの導入、初期構成、運用管理ができるようになります。
今回の改訂では、内容や画面ショットを最新のものにするのはもちろんのこと、Azure ADがAzureおよびOffice 365の認証基盤であることを踏まえて、Azure管理者とOffice 365管理者の両方に役立つ情報を盛り込みました。

[ブクログ · ★★★★★]

認定試験対策としてもとても有用でした。認証基盤として広くベースになっているAADを押さえることが、Azureを使えるようになるための第一歩なのだなと。

[ブクログ · ★★★★☆]

パブクラの中でもAzureの特徴的な機能の一つであるAzure ADについて知れる本。
ページ数は多いですが、手順説明のスクショや概念図が沢山あるため読むのにかかる時間はそこまでかからなかったです。図表が豊富で初心者にも親切な説明となっていて好感が持てました。逆に手順は不要で機能だけが知りたい人には冗長に感じるかもしれません。個人的にはAzure ADはWinServerのADの単なる置き換えだと思ってたところが正されて良かったです。