【感想・ネタバレ】日韓関係論草稿 ふたつの国の溝を埋めるためにのレビュー

あらすじ

明治学院大学キリスト教研究所長で韓国人の宗教学者の著者が、日本語と韓国語、2カ国語同時に執筆した比較文化論。「3.1独立運動」が平和主義に徹した非暴力の訴えだったことなど、「戦後最悪」といわれる日韓関係を改善するヒントとなる27編。

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Posted by ブクログ

著者は、韓国生まれで、延世大学を卒業後、日本留学をされ、延世大学教授を歴任され、現在は明治学院大学でキリスト教研究所長をされている。朝日新聞の「論座」というインターネット・サイトでコラムを書かれている。そのコラムをもとにされたのが本書である。韓国と日本の両方の地盤に立って、お互いの宗教や文化を比較したエッセーである。直接的な政治や過去の歴史の成否の話を慎重に避けたと書かれていた。日韓関係の改善にヒントになるかどうか分からないが、読んで面白かった。

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2020年12月19日

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