あらすじ
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人工知能の脳太郎と、精神科医のDr.ナビが、精神医学の世界をご案内。
精神医学の入門書として最適の一冊。
わかりやすい解説とイラストですらすらと読めます。
「精神科」ってどんなとこだろう?
治療ってどういうふうに行われるのかな?
精神科でもらう薬って、どんな作用があるんだろう?
精神科はなんだからわからない、なんとなく怖いと思っている人、
関係ないと思っている人、
本書を読めば、精神医学の概略をやさしく学ぶことができます。
【目次】
プロローグ ある日の精神科
1 脳のしくみとこころ
2 こころの病気とその症状
3 心理療法(精神療法)
4 こころの病気の薬
5 眠りを考える
6 脳の状態を調べる方法
エピローグ 精神医療に携わる人たち
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
精神医学についての入門書。
20日間じっくりかけて読みました。
脳の構造(神経細胞やその構造について)から始まり、病気の種類、精神科で処方される薬について、睡眠について、脳に関わる測定機械(脳波やCT、MRI、PET、NIRSなど)について、また精神医療に関わる医療スタッフについてなど、幅広く網羅されている。
Dr.ナビ・・・医者(先生)
能太郎・・・人工知能
の会話で進められており、とっつきやすくなっている。
(所々、冗談もあり)
主な心の病気全般に触れており、導入としてはとても参考になる。
それぞれがどのような症状なのかが分かりやすい。
図表、挿絵が効果的で、スムーズに読み進められるし、表はまとまっている。
大うつ病、双極性障害、パニック障害、社交不安障害、全般性不安障害、PTSD、統合失調症、神経発達障害、神経認知障害などを中心に解説している。
第2版になって、心理療法についても詳しくしているとのこと。
薬についての章は、クロルプロマジンの誕生までの歴史、分類と効果、副作用、素朴な疑問などを扱う。
診断分類は、DSM-Ⅳ-TRやDSM-5を中心に用いている。
病気がどのようにして起こり、どのような症状がおこるのか、などを体系的に学びたい方におススメ。
一般の方でもついていけるような工夫がされているので、ご自身やご家族・友人が悩まれている場合にも、知識理解の助けになると思います。
知識理解があることで、間違った治療理解をしたり、あるいは偏見・差別も減るのではないでしょうか。