あらすじ
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普段は身近すぎて見過ごしがちな、道ばたの植物の魅力を、Twitterで人気の著者が「やけに詳しく」紹介!
▼プロローグ (植物観察の魅力/街中の植物を探しに行こう!/この本の使い方)
▼場所ごと植物図鑑《コンクリートの隙間》 スミレ/ヒメムカシヨモギ/セイヨウタンポポ/コニシキソウ/ヨウシュヤマゴボウ/アカメガシワ/マンネングサの仲間/スベリヒユ/カニクサ/ナガミヒナゲシ/ユウゲショウ/アレチノギク/オオアレチノギク/ニラ/イヌホオズキの仲間/ダンドボロギク/アメリカオニアザミ/ツメクサ/ノミノツヅリ/オランダミミナグサ/イヌコハコベ/タカサゴユリ/オニタビラコ/ノゲシ/オニノゲシ/チチコグサ/チチコグサモドキ/ウラジロチチコグサ/タチチチコグサ/ツタバウンラン/マメグンバイナズナ/イヌガラシ/ハゼラン/エノキ/ヒメツルソバ/エノコログサ/スズメノカタビラ/メヒシバ/オヒシバ/コバンソウ/クサイ
▼コラム 街中推しポイント 街中の植物観察スポット/花の形には意味がある?/猫じゃらしを見分ける/不安定でスリリングな雑草という生き方/冬だからできる植物観察
▼場所ごと植物図鑑《植え込みの隙間》 ゴウシュウアリタソウ/スギナ/クワクサ/カラスビシャク/ツユクサ/ニワゼキショウ/ネジバナ/ハキダメギク/ホトケノザ/ヤハズエンドウ/ヨモギ/ワルナスビ/ヒメオドリコソウ/エノキグサ/ザクロソウ/イヌタデ/ハハコグサ/ノボロギク/カタバミ/オッタチカタバミ/ハコベ/トキワハゼ/コミカンソウ/ナガエコミカンソウ/ナズナ/ミチタネツケバナ/キュウリグサ/ホナガイヌビユ/コゴメガヤツリ/ケヤキ/トウネズミモチ/イヌワラビ
▼コラム 街中推しポイント 光を求めて姿を変える/ひそかに通じ合う菌と植物/変身して街中を生き抜く/虫と植物の深い関係
▼場所ごと植物図鑑《空き地・公園》 アレチヌスビトハギ/オオバコ/ヘラオオバコ/ムラサキカタバミ/ハマスゲ/アメリカフウロ/ヒナタイノコヅチ/オオイヌノフグリ/タチイヌノフグリ/ヤエムグラ/シソ/ハルジオン/ヒメジョオン/セイタカアワダチソウ/ブタナ/ギシギシの仲間/タケニグサ/ヤナギハナガサ/ヤセウツボ/シロツメクサ/クズ/マツバウンラン/メマツヨイグサ/ヤマグワ/ニワウルシ/キリ/メリケンカルカヤ
▼場所ごと植物図鑑《フェンス沿い》 ヤブガラシ/アオツヅラフジ/ツタ/ヒルガオ/ヘクソカズラ/ヤマノイモ/ノブドウ
▼場所ごと植物図鑑《暗くて湿った場所》 イノモトソウ/ヤブソテツの仲間/ノキシノブ/ホウライシダ/ノハカタカラクサ/チドメクサ/ドクダミ
▼コラム 街中推しポイント バッテリーで巧みに生きる街路樹/年輪を読み解く/無駄なく洗練された木のつくり/どこまでも楽しめる植物の世界
▼エピローグ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日常の隙間にある 名前も知らない緑が
ちょっとわかるようになる本!
1ページ1ページに 好きを感じる紹介文と
分かりやすい宣材写真 などではなく、
その花の可愛いところ!のような写真が好み♡
図鑑として買ったら写真も小さいし
判別できないのだろうけど
植物の生態が 面白おかしく書いていて
読み物として、筆者の愛を感じる本でした。
お散歩行きたくなるなぁ
Posted by ブクログ
花ではなく茎と葉っぱの写真が多い、かなり硬派な図鑑です。知らない植物が沢山出てきます。私ももっとGoogleグラスを使わないと。
紙幅が少ないのか、特徴や見分け方にそこまで文章は割かれていない印象です。しかしそれでも、一つ一つの解説を面白く感じます。ねじれてないネジバナとかあるんですね。
Posted by ブクログ
まさに身近で観察できる植物(特に「雑草」と呼ばれるジャンルのもの)にフォーカスして分かりやすく紹介している一冊。身近な植物から知っていくとやっぱり楽しくなるよなぁと思いながら読み進めることができました。これはおすすめしたい一冊です。
Posted by ブクログ
おもしろい。
わかりにくい写真が多いなーとは思ったけど、ネットで調べりゃ出てくるので別にいい。場所の特徴ごとにまとめてくれてるのが大事。
あとコラムもよかった。
Posted by ブクログ
面白いです。
驚いたこと。スミレには敢えて開花しない花で省エネ自家受粉すると言う。無性生殖のような有性生殖ですね。
思い出したこと。有川浩著『植物図鑑』にも、サンジカ載っていたなぁ…こんな見かけの花だったんだ。
幼少時、シャラシャラと勝手に名付けていた草はコバンソウというのだった。
小学生のとき、通学路の空き地でニワゼキショウやネジバナを見るのがすきだった。
猫じゃらし、大きいのや小さいのや赤いのがあることは知っていたけれど、生える場所で変わってるわけでなくてたくさんの種類があるのでした。見分けは、本の50ページへ。
ホトケノザに似てるけどホトケノザではないやつ、といつも長ったらしく言っていた草の名は、ヒメオドリコソウというんだって。
雑草もこう見てみるとすごく多様で、きっとそれぞれの人に思いでのあるものがあるんじゃないかな。
Posted by ブクログ
人の住む街中は、草刈りや収穫によって絶えず移り変わる植物にとって過酷な環境だ。だからこそ他にライバルのいないこの環境で、競争になる前に最速で子孫を残していく強くてたくましい、でもとても不安定でスリリングな雑草たちを紹介した本書。
身近に生える植物にこんなにもたくさんの種類があることを知って世界に対する解像度が上がり見える景色が変わった。
◆良かった点
・114種類もの植物の解説。
・解説の合間のコラムが面白い。
特に虫と植物のギブ&テイクの関係、菌と植物の共生関係はお互いをうまく利用していて興味深かった。
◆残念だった点
・写真が小さくて分かりづらい。
Posted by ブクログ
近所にお散歩に行ったらすぐ植物園状態
地域の草むしりなんかに参加したならきっと作業そっちのけで観察始めてしまいそう
著者はTwitterで話題の中の人だったとは!
世の中いろんな世界があるもんですね!
Posted by ブクログ
単なる植物図鑑ではなく、身近な植物たちが、独自の戦略で自然界を生き抜く姿などの解説つき。最後のエピローグの「新しい発見が加われば、その景色にあなただけの価値がつく」といった内容にも大共感!
Posted by ブクログ
ツイッターで人気の「やけに植物に詳しい悟空」の「中の人」が、身近なコンクリートの隙間や道端の植物114種を解説。
まず、道端の植物にこんなに多様性があるのかということを感じさせられた。この本をもとに植物の知識を身につけ、どんな植物が生えているのかという視点をもつと、街中を歩くのも楽しくなりそうである。「ムダ知識は間違いなく生活を豊かにし、毎日をワクワクしたものに変えてくれます」という著者の言葉はまさに至言であると感じた。
Posted by ブクログ
多くの身近な雑草を紹介しているが、おしべとめしべの仕組みなど、繁殖・受粉・種の拡散方法についての記述に関して多く紙面を割いているような印象。
もともと雑草である以上写真が映えないのはやむなしだが、一見して「あぁあれだ」と認識できないような写真も多いのがやや残念。その点は専門書には劣る。
ただ、著者の「好き」が伝わって良い。