【感想・ネタバレ】額装師の祈り 奥野夏樹のデザインノート(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

事故で婚約者を喪った額装師・奥野夏樹。彼女の元には風変わりな依頼ばかりやってくる。宿り木の枝、小鳥の声、毛糸玉にカレーポット、そして――。夏樹は額装の依頼品を通じて依頼人の心に寄り添い、時にその秘密を暴いていく。表具額縁店くおん堂の次男坊・久遠純は、そんな夏樹の作品の持つ雰囲気に惹かれ、やがて彼女自身にも興味を持つが。五編の連作集。『額を紡ぐひと』改題。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この作者は西洋画のイコンの話も書いてるし、こういうジャンルがとくいなのかな。
頼めばなんでも額装してくれる額装師、奥野夏樹。
彼女はいかにして額装師になったのか。

登場人物の関係が複雑に絡み合って、少しずつ解けていく感じがとてもよかった。

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2024年03月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大切な人を亡くしたこと、仕事を変えたこと、重なる部分が多くて、はっとする。
心残りを整理して、きっぱりスタートできたら、どんなにいいことだろう。
そして、私もこんな風に自分の心の奥底を暴かれたい、そんな風に思った。

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2021年03月06日

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