あらすじ
うつ状態、摂食障害、発達障害 ……。心の悩みを抱えた思春期の子どもたちを病院に連れて行けば、すぐに病名が付き、薬も処方されます。けれど、どんな病名が付いたとしても、子どもの本当の悩みと向き合わずに問題が解決することはありません。思春期の子どもの心の悩みの背景には親子関係や両親の夫婦間関係の問題が隠れていることも多いのです。子どもが再び前向きに生きるために、親が家庭の中でできることがあるのです。
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Posted by ブクログ
どう親が子への関わりかたを変えていったかが具体的に書かれ、とても参考になる。思春期の子との関係で悩んだら、まずはこれを読むのが一番いいのではないかと思う。理想論はいろんな本やサイトにあふれているが、現実的にこまかい対処がかかれていたり、半年、一年と時間がかかっていくことを目にしたりすると、自分もこう変わっていこうと勇気づけられる。
Posted by ブクログ
精神科医が家族を原因とする症例を解説しています。
親としてはとっても耳が痛い内容です。
子供の心の成長に親である自分がちゃんと寄り添えていなかったことを改めて気づかせてくれました。
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私には参考にならなかった
医師は
「正両親揃い親子関係をきちんとすれば、不登校や問題行動がなくなる。」と述べていると感じた。
医師の助言により、関係や生活態度を改めてくれる家族や親族ならそれが可能だと思うが、世の中そんなちゃんとした人ばかりだろうか?
話せばわかる家族、親族がいるなら参考になる書籍だが、それが難しい家庭にとってはかえって落ち込むばかりだ。
子供を持つということは、親子関係、親族関係を正常に保つことを覚悟しての上臨むべきなのはもっともだが、私自身は動物的に適正な20代にそこまでは考えられなかった。
自分自身は親として子供に対して責任を持つつもりで母となったが、うまくいかなかった。
話してもわからない家族、親族がいる家庭で、不登校の子どもとどのように向き合えば良いか知りたい。
シングルマザーに対する書籍を読むべきだったかもしれない。