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Posted by ブクログ
呪禁師とは、呪術を扱う民間の陰陽師。朝廷から禁じられた呪術を密かに伝承している。愛想がないが実は優しい呪禁師の竜胆は、調子のいい陰陽寮の学生の陰陽生の賀茂忠行に乗せられて、いくつもの怪異の解決に駆り出される。登場人物たちが結構生き生きしていて、彼らのやり取りを読むだけで愉しい。軽く読める。陰陽師、外法師、呪禁師などは、実際にはどうだったんだろう。怪異の実在はともかく、こういう人たちはいただろうな。
Posted by ブクログ
タイトルが惜しい…!
読み終えて思わず口からこぼれた。
平安の陰陽師モノが増えてきたなかで
初めて触れた若い忠行さん。
これまでの所謂「師匠」然とした描写とは
違う(けど離れてもない)雰囲気に
大袈裟に言うと大河の初週の主人公みたいな
そんなわくわく感を抱いたりとか
まだ裏を見せる前の葛葉さんと保名さんとの
この先を見守りたくなったりとか
思わぬところから現れたタイムリーな彼とか
(最初 タイトルの呪禁師が彼だと思ってたから
よい意味で裏切られた 先入観ダメぜったい)
張られた線がこれからどう巻かれるのか
きっとある(ありますよね!?)続刊を待ちたい。
タイトルで読むの迷ってる方がもしいたら
迷わず背中を押します。
この崖は落ちていい崖です(他の言い方はないのか)
ところで 気になるのは
五位の蔵人って この界隈共通の隠語ですか(まがお)
(他の世界線でもお見かけしたような気がしている)