あらすじ
平安の世。京の外れに暮らす竜胆は、愛宕山に捨てられ呪禁師の末裔に育てられた外法師。
貧乏な民草や妖怪の悩みを解決する毎日だったが、ある日、竜胆の元を貴族の青年が訪れる。
賀茂忠行と名乗る柔和な青年は、陰陽寮に勤める新米陰陽師だった。
忠行は呪い返しに失敗し依頼主の貴族を死なせた罪に問われており、外法師である竜胆に助けを求めにきたのだという。
陰陽師嫌いの竜胆だったが、忠行の人当たりの良さに迂闊にも丸め込まれ、しぶしぶ都の呪詛事件の調査を手伝うことになり……。
中納言を襲った物の怪の病、五条大路の鬼女、帝の寵妃のもがりの儀。
貴族たちの欲に端を発した事件の裏には、呪詛の気配が漂っていた。さらに、道摩という外法師までもが現れて……。
呪禁師と陰陽師の平安呪術事件録! 装画は『地獄くらやみ花もなき』のアオジマイコさん。
感情タグBEST3
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安倍晴明の師匠、賀茂忠行が主人公。平安時代モノ最近色々手を出しているけれど、晴明より前の時代の平安モノって結構珍しい? 呪禁師・竜胆とまだコンビになりきれてない感も好き。長めのストーリーを見込んでるっぽいので、この先の展開が気になる‼︎
Posted by ブクログ
呪禁道か…
確か、孔雀王で憶えたのかな。鬼丸で!
(みんな知らんか…)
道教系なんやな。
こういう呪術系は、医療、呪いにと、時の権力者が、上手くお使いになってたんやな。
で、人が変われば、手段も変わるで陰陽道に移ったと。
両方とも、正式な役所みたいやな。
メインキャラは、呪禁系の竜胆さん、それと陰陽寮の学生の賀茂忠行さん。
賀茂忠行さんは、ご存知の安倍晴明さんの師匠。
更に、安倍晴明の父安倍保名、狐葛葉。これが狐の子供と言われる所以か…
見鬼の才のある竜胆。忠行さんもそのうち見えるようになったはず。
当然、保名さんは、見える。
何か、陰陽師の呪禁師バージョンと言えなくもないが、結構いけるわ。
場所は、晴明の家やなく、化野にある竜胆の庵から始まる。
やはり、呪詛はあかんな。
呪うには、それなりの理由はあるんやけど、自身にも返って来て、ええ事ない気がする。
それを覚悟の上なら(それだけの事をされたのなら)…
Posted by ブクログ
呪禁師竜胆と賀茂忠行の出逢いの物語。
バディになりきれない初々しい二人、垣間見える純朴さと腹黒さが楽しい。
怪異や呪術に対する見え方や姿勢も違う二人の今後も読めるといいな!
Posted by ブクログ
楽しかった。
陰陽師系は好きだけど、陰陽師があえて主役じゃない所が良かった。
また竜胆の不器用というか素直じゃない所も、周りもそれをわかってるところも、天狗のお父様感あるところも、すごい好きだった。
強いて言うなら、名前が難しすぎて何度も登場人物のページに戻るところが大変だった。
Posted by ブクログ
呪禁師とは、呪術を扱う民間の陰陽師。朝廷から禁じられた呪術を密かに伝承している。愛想がないが実は優しい呪禁師の竜胆は、調子のいい陰陽寮の学生の陰陽生の賀茂忠行に乗せられて、いくつもの怪異の解決に駆り出される。登場人物たちが結構生き生きしていて、彼らのやり取りを読むだけで愉しい。軽く読める。陰陽師、外法師、呪禁師などは、実際にはどうだったんだろう。怪異の実在はともかく、こういう人たちはいただろうな。
Posted by ブクログ
タイトルが惜しい…!
読み終えて思わず口からこぼれた。
平安の陰陽師モノが増えてきたなかで
初めて触れた若い忠行さん。
これまでの所謂「師匠」然とした描写とは
違う(けど離れてもない)雰囲気に
大袈裟に言うと大河の初週の主人公みたいな
そんなわくわく感を抱いたりとか
まだ裏を見せる前の葛葉さんと保名さんとの
この先を見守りたくなったりとか
思わぬところから現れたタイムリーな彼とか
(最初 タイトルの呪禁師が彼だと思ってたから
よい意味で裏切られた 先入観ダメぜったい)
張られた線がこれからどう巻かれるのか
きっとある(ありますよね!?)続刊を待ちたい。
タイトルで読むの迷ってる方がもしいたら
迷わず背中を押します。
この崖は落ちていい崖です(他の言い方はないのか)
ところで 気になるのは
五位の蔵人って この界隈共通の隠語ですか(まがお)
(他の世界線でもお見かけしたような気がしている)