【感想・ネタバレ】心のお医者さんに聞いてみよう 対人関係がうまくいく「大人の自閉スペクトラム症」の本（大和出版） 正しい理解と生きづらさの克服法のレビュー

宮尾益知

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どうしてこんなに生きづらいの？ 定型発達の一般の人とどこがどう違うの？ 一般の人とどう付き合ったらいいの？ 社会に出てからつまずいた人が、孤立せずに生きるために、発達障害の臨床実績を誇る監修者の知見が満載。自分と定型発達の人では違う“見ている世界”を理解し、「9つのコミュニケーションスキル」を身につける方法。最新AI研究による「自閉スペクトラム症のための深い対話法」も紹介！ 定型発達の社会を生き抜くマニュアル。

[ブクログ · ★★★★★]

大脳の神経回路の偏りにより一つの情報処理だけが優先されてしまい他の処理が抑制されるという仮説があり、感覚過敏、０か１００思考（1点のみ見てしまう）

自閉スペクトラム以外の人も、少し発達障害かも・・・と思う節がある人におススメの本。
コミュニケーション力の改善に役立ちそうな情報があった。

①第三者視点
②印象UPの対応
③自分を伝える（WINWINを意識して）
④話しかける（相手の状況を組んで）
⑤アサーション（不快にさせずに伝える）
⑥会話を続ける（5W1Hのオープン質問）
⑦関心を深める（社会的距離に応じた自己開示）
⑧コミュニティ（複数持つ＋1人の時間を持つ）
⑨ストレス対処法（ストレッサー・反応を整理し、対応を準備しておく）

[ブクログ · ★★★★☆]

分かりやすかった。自閉スペクトラム症の特徴が定型発達との違いで書かれている所は家族や友人と照らし合わせながら考えることができて良かった。

[ブクログ · ★★★★☆]

図解が多くすぐ読めてしまうが内容は本質的なことが多く良書だった。
コミュニケーション時に目線を合わせずらいのは相手に対して悪い印象を与えてしまう。幼少期の親とのコミュニケーション不全が原因らしいが相手との関係性を考えると無理をしてでも目線を合わせる事をしていきたい。　
事前に配慮してもらえれば社会適応出来そうなので安心できた。