【感想・ネタバレ】本当はこわくない新型コロナウイルス 最新科学情報から解明する「日本コロナ」の真実のレビュー

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いまこの国で進行しているコロナ禍の本質を最新の科学的知見から解き明かしている。
私たちは欺瞞と迷妄に満ちた現実から早く目覚めなくてはいけない。

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2022年01月20日

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コロナに折り合いをつけるきっかけとしたいと思い、購入しました。本書は、コロナウィルスは4種類あり、日本人が昔からかかってきた風邪の原因ウィルスで、東アジアに馴染み深い土着型ウィルスであると主張しています。そして、日本人は、毎年風邪にかかったり治ったりしながら免疫訓練をしているので、欧米諸国に比べて日本では感染者が少ないといい、これがXファクターであると言っています。日本人の清潔さや、欧米人のようなハグやキスをしない習慣という要素以外の原因を知ることができた。一つ気になったのは、西村秀一さんの著書では、日本人のこまめなマスク着用の習慣をXファクターとしていました。コロナは怖くないとイッテいる専門家の間でも見解の違いがあることがわかりました。

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2021年09月20日

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ネタバレ

本当に怖いのはメディアに翻弄される日本人。著者はそこじゃないって思うかもしれないが腸内整えるのとお茶は大事だなあと。ロックダウンなんて茶番だなって思ってたんだよ私も。

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2021年02月21日

Posted by ブクログ

ネットで見つけた本ですが、タイトルを見て興味が湧いて読んでみることにしました。感染症等を研究されてきた方の書いた本だけに、書いてある内容に説得感がありました。

現在(2021.2)日本中は、特に私の住んでいて勤務している東京・埼玉県内は二度目の緊急事態宣言が出ていることもあり、新型コロナに対して気をつけなければならないと思いますが、ずっと気になっていた以下の点を理論的に、また実際のデータを使って解説してくれています。

それは、1)新型コロナと通常のインフルエンザウィルスの違い、そしてそれらによる死亡者がどの程度異なるのか、2)日本の感染者数、死亡者数は欧米諸国と違って、なぜ桁違いに少ないのか、3)もうすぐ始まるワクチンに対して注意することは?、4)PCR検査で本当は何がわかるのか、5)新型コロナに注意すべき人達(死に至る人)はどのような人達なのか、6)マスク着用、飲食店の営業時短はどの程度効果があるのか等です。

これらが分かっただけでも良かったと思います。この本には各章の終わりに「まとめ」があるので、そこを読むだけでもこの本のエッセンスがわかると思います。

以下は気になったポイントです。

・新型コロナの犠牲者の大半は、糖尿病・高血圧・腎臓病・癌など、基礎疾患のある高齢者であり、子供や健康な成人はほとんど見られない・大変重要なことに、日本での死亡率は欧米の数百分の一であり、日本では海外と異なる対策が必要であることが明らかになった・新型コロナは、健康な日本人には、少し感染力の強い風邪、であり、基礎疾患のある高齢者を重点的にケアすることが有効であることも判明した(p11)

・スペイン風邪は遥か離れた極東の日本にもやってきた、当時の日本の人口は5500万人であったが、約2500万人が感染して40万人亡くなった(p25)

・ヒトが病原ウイルスに感染すると、先ず自然免疫と呼ばれる防御系が病原体と闘う、次に減性免疫と呼ばれる防御系によりBリンパ球が抗体を産出して病原体を排除したり、細胞性免疫と呼ばれるTリンパ球による病原体や感染した細胞を直接排除する(p28)

・全部で7種類あるコロナウィルスのうち、4種類は私たちが子供の頃からよくかかってきた風邪の原因ウィルスであり、日本人には馴染みに深い東アジアの土着型コロナウィルスである、これに加えて、2002ねんにはサーズ、2012年にはマーズ、と呼ばれる2種類の猛毒コロナウィルスが生まれた。これらの致死率は各々、10%,40%と高かった。今回の新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)は7番目に出現したコロナウィルスの仲間である(p36)

・肺や血管の細胞表面にはACE2という受容体があり、コロナウィルスはスパイクを介してこれに結合する。ACE2受容体は、運動不足による高血圧、糖尿病、腎臓病及び高齢者などで増加する。高血圧と無縁の子供のACE2はわずかしかないので、新型コロナで低年齢層の子供たちの感染が非常に少なくほとんど重症化しない(p43)

・当初は国際空港や港を封鎖することで早期に感染者の入国を抑えることができたと考えられていたが、後の研究で早期の国境対策やロックダウンも新型コロナの感染抑制には無効であったことが明らかになった(p57)

・日本へは無症状の中国人旅行者とともに、弱毒性のS型、K型の新型コロナが早い時期に入国して国内に広がった、その後に上海で変異したG型がイタリアに広まり、欧州全体と米国で大流行した。この欧米型のG型、L型と呼ばれる強毒株が約9000人の帰国者とともに日本へ入国した。しかしそれまでに日本人はすでに集団免疫を獲得していたので、強毒株による重症化、死者数は欧米よりも遥かに少ないレベルに留まった、これにはBリンパ球が産出した抗体、Tリンパ球による細胞性免疫が重要な役割を果たした(p59)(p69)

・PCR検査はウイルスの遺伝子のわずか0.3%程度の断片を鋳型に増幅して検出する方法なので、それが感染力を持つ強毒型や弱毒型のウイルスなのか、それとももはや感染力を失った残骸に過ぎないのか区別できない。PCR検査キットには「これはウイルスを診断するものではありません、RNAの断片を検出するためのキットです」と注意書きがあるくらいである。にもかかわらず、世の中では、PCR陽性=コロナ感染者という誤解が一人歩きしている(p65)6月にはPCR検査などで新型コロナの感染が疑われる死亡者は、原因の如何を問わずにコロナ患者として届けるようにとの通達があったので、かなり多めに見積もられている可能性が高い(p65)

・新型コロナウイルスは、人→人感染よりも、人→モノ→人の感染ルートが重要であり、同時期にヒトが密集しなくても、感染者によって汚染されたモノを後から触っても感染することが明らかになっている。日本で「三密回避」「接触8割減」「営業自粛」などを厳しくしてもPCR陽性者が減らないのは、感染がヒト同士の接触密度と創刊しないことを示唆している。人口密度と100万人あたりの死亡者数は相関しない(p80)飛沫感染が主な感染経路のインフルエンザでは「三密回避」は有効な対策となるが、モノを介して感染する新型コロナでは極めて限定的となる(p87)

・遺伝子の変異速度が速いコロナウィルスでは、抗体依存性感染増強(ADE)という現象が起きやすく、重症化する可能性があり、このためSARSワクチン開発は17年間も凍結されている。健康な日本人には新型コロナに対する集団免疫があるので、感染しても無症状や軽症で経過する場合が多く、ワクチンは必要な職種や患者さんに限定して慎重に使用すべき(p110)

・コロナウィルスに対してリスクの高いのは、癌の化学療法を受けている方、糖尿病や生活習慣病のある「免疫弱者」であり、この人達を集中的にケアする必要がある(p119)

・インフルエンザの感染者数は、2020年度は12-1は2019年度よりも増えているが、死亡者数について、1-3月は約1万人少なくなっている。これはウイルス干渉によりインフルエンザでの死亡が大きく抑制されたことを反映している(p123)

・ACE2受容体の体内分布は小腸、大腸が多く、トイレを通して家庭内感染を起こす可能性があるので、トイレをこまめに消毒・洗浄して清潔に保つのが家庭内感染のリスクを下げるのに効果的である(p125)

・日本では発症して感染が疑われる方には、まずCT検査を実施して、関節性肺炎様の画像が認められた場合に、コロナウイルスによるものか否かをPCR検査で判定する方が遥かに現実的である。日本の病院にはCT検査(コンピュータ断層撮影法)ができる装置が世界の30%もある(p131)

・マスクをつけてもウィルスは鼻や口から入ってくる、しかし口や鼻を触る機会は減少するので感染リスクはある程度は低下する。また感染者が咳やくしゃみをすると、唾液などと一緒にウイルスも飛散する。マスクは他人に感染させないためには有効である(p141)

・テーブルなどをこまめに清掃し、大皿での直箸は避けて、取り箸を使って分けるのが良い。利用者制限や営業時間の短縮は医学的には根拠はなく無駄な過剰反応である(p143)

・腸内細菌のバランスが免疫系を制御していて、これは食物成分に大きく影響される。腸内細菌の主食は食物繊維なので、レンコン・ごぼう・里芋・にんじん等の根菜類、昆布などの海藻類が良い。納豆などの発酵食品も良い(p144)

・クラスター解析は、エボラ・サーズ、マーズのように急激に発症して重症化する急性の重篤感染症への対応策としては有効であるが、新型コロナのように感染力が強くて大半が無症状のウイルスでは効果が激減する(p160)

・今回のコロナ騒動で医療崩壊の可能性が危惧されたが、その主因は新型コロナを「2類の指定感染症」に指定したことである。2類の指定感染症では、症状の有無や重症度とは無関係な元気なPCR陽性者などを「感染症指定医療機関」で隔離する義務が生じる。厚生省が新型コロナを、2類の指定感染症から格下げするように指導する義務がある(p164)

・新型コロナによる日本の死者は202.9.2時点で、1327人となった。しかし日本では毎年数千万人が季節性インフルエンザに罹患して、5000-一万人が死亡している、交通事故でも5000人が死亡している(p166)

2021年2月15日作成

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2021年02月15日

Posted by ブクログ

コロナ感染第3波か。といわれる今読んでみた。
以前より感じていた対コロナ施策や報道にあった違和感を、別の視点から語り諭す本書は、ある意味一服の薬に値する。

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2020年11月18日

Posted by ブクログ

おばけが怖いのは、正体がわからないからであり、新型コロナウィルスも一年以上経って徐々に正体がわかってきたので、むやみに恐る必要がなくなってきている。

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2021年05月12日

Posted by ブクログ

素人にも分かりやすく、丁寧な語り口で読み易かった。
過剰に恐れず、かといって慢心もせず、バランス感覚が大事。

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2021年04月29日

Posted by ブクログ

この本すごくよかった。
症状も軽く死者数が少ない日本で
なぜここまで深刻化しているのか。
そもそも今回のウイルスはどんなものなのか。
なぜ欧米諸国と日本では症状が異なるのか。

こういったことをきちんと理解することによって
“正しい怖がり方をしましょう”という本。

「こんな異常なことを異常と思わない思考停止状態こそが、今回のコロナ騒動の最大のリスクではないのか」

著者のこの一言がとても的確で刺さる。

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2022年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今。
2020初冬。

どーなるのか先が。
まだまだ…

数字は客観的で。
春先の
思いつきのような
外国に合わせたような
緊急ナンチャラは。
はたして必要だったのかと。

素人の肌感覚で。
感じていたので…。

Q&A
に、納得しております‼︎

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2020年12月08日

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