あらすじ
手がかりは道端にある。魅力的な謎が満載の珍本! ――徹底的な調査、計測、尾行、記録の上に、大胆極まる推理を開陳。追われる者は本能的に左回りの道を行く、というのは本当なのか? 路上観察の達人が、観察から一歩踏み出した、目からウロコの調査リポート。日本最初の喫茶店、世界最古の雪ダルマ、忍び返しの楽しみ方など、魅力的な謎満載。伝説の奇書が蘇った!
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Posted by ブクログ
大人の分別とか生活のためとかを言い訳に、自分のやりたいことをやってこなかったことをつくづく後悔する 短い人生なんだから、好きなことをとことんやろうよ!
Posted by ブクログ
その核は、「自分で発見・体験する愉しみ」ということにつきると思う。
林さんは、とにかく、自分の頭で思いつくことから始まっている。
こういう事柄は、インターネットの検索でも、出てこない。
林さんが、独自に考えて、独自に調べていくしかない。
しかも、たとえそれらしい事柄に出会えても、それを証明する方法はないのだ。
でも、ガイドブック片手の観光より、ずっと刺激的で、しかも自由で、のんびりしている。
自分で思いついた、誰もしたことのない旅に出ているからであろう。
Posted by ブクログ
いわゆる路上観察学をテーマにしたエッセイ。普段何気なく目にしているものでも、見方を変えると興味深いものに変わる。そこを深掘りして調査するという姿勢が面白い。みうらじゅんの言う「ない」仕事に通じるものがある。