【感想・ネタバレ】ワシントン・スクエアの謎のレビュー

ハリー・スティーヴン・キーラー

五セント白銅貨を高額で買い集める男の真意とは？ シカゴへ来た青年が巻き込まれる奇妙な犯罪。甲賀三郎によって紹介された、作者からの【公明正大なる挑戦状】が読者の知的好奇心を刺激する怪作。

[ブクログ · ★★★☆☆]

あらすじが面白そうだったので読んでみた。

物語の進め方が主人公の視点と三人称が主なので事件を一面だけから追っていく感じ。
主人公意外の心理描写はないに等しいので、その人がした行動や様子から読者も主人公と一緒に感情を探っていく

驚きの事実が息もつかぬリズムで出てくるから推理しにくいし、推理したとしてもそれはほぼ当たっていないので最後まで主人公と同じスピード感で事件に直面したと思って読むのが良いと思う

最後のどんでん返し？は人によって賛否だと思うが、私は結構適当な感じで好きだった