あらすじ
「はい、こちらミミミ観光です!」──。
「ミミミ観光」は殺人代行業者、いわゆる殺し屋です。依頼があれば、凄腕の暗殺者シタミさんが47都道府県どこへでも馳せ参じ、あなたの地元の名物で悪い奴らを殺します。名付けて“ご当地殺法”、ご賞味あれ!
凄腕の暗殺者シタミさんが47都道府県どこへなりとも馳せ参じます! 警察に捕まるんじゃないかって? 心配ご無用! この国で銃は目立ちすぎますから、その土地では“有って当たり前”の名物を使ってシタミさんは殺します。名付けて“ご当地殺法”! 今回の舞台は、愛知県! 滋賀県! 長野県! 富山県! 次はどんな名物で“ご当地殺法”を繰り出すのか──!?
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Posted by ブクログ
日本を股にかける「仕事人」的な殺し屋の物語。
依頼を受け、悪人を始末する暗殺者。
殺しの現場を調査観光し、その土地ならではの指向でターゲットを屠る。
正月でもないのに餅を喉に詰まらせた死体が発見されたら、殺人を疑われるかもしれない・・・しかし、特産品のうどんを噛まずに呑んで死んだ人がいたら「あー、ここのうどんは噛まないと死ぬよね」で済んでしまう(か!?)。
ネタバレを考慮してオリジナルの例えを考えたら無理しかなかった・・・。
まぁそんな話。
ご当地の名産特産風習習慣を紹介しつつ、ドラマをはらんでアクションで殺す。
色んな要素は詰まっているけれど、ほのぼの下見旅行と殺しのギャップは、相性のいい方ではない気がしなくもない。
組織の存在とか、仲間や敵対やそんな話をはらませつつ、なんか変な感じな結末を迎えたら・・・。
カバーの折り返しに「全2巻」となっていた・・・完結巻だったらしい。
色々感想を追いかけたら、別の形での再開があるかもしれないような記述は見つけた。
絶妙なバランスが持ち味のなかなか珍しい作品なので、どんな形か解らないけど復活があるなら期待したい。
毎回楽しみ
1本のストーリーがありつつもそのご当地のもので仕事をしていくワクワク感がいい。自分が行ったことのある県で特産物が出ると盛り上がるし、それ以外でも美味しそうだなとか思いながら新たな発見ができる漫画。
時間も期待。