あらすじ
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SDGsがめざす新しい社会を、「お金」の視点から考えてみよう。
森永卓郎氏推薦!
「どの本よりも分かりやすく“経済”を図解している」
14歳から読める! わかる! カラー図版満載の“図解でわかる”シリーズ第13弾!
(目次より)
お金を出す人と働く人/お金がお金を生むからくり/世界の9人に1人が飢える不平等/お金はどうして生まれたか?/社会的共通資本という視点/ 貧者のための金融・グラミン銀行/定常経済社会のひとつの形・ソーシャル・ビジネス ほか
「大規模災害をもたらす地球環境破壊、許容できないほど拡大した経済格差。
資本主義は、完全に限界を迎えた。どうしたら人類が幸福を取り戻せるのか。
本書は、どの本よりも分かりやすく『経済』を図解している」
――森永卓郎 (経済アナリスト、獨協大学教授)
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Posted by ブクログ
図解でわかりやすい為、サクッと読めました。
自身としても、知識が増えましたので、大人向けとしても、
全く問題ないと感じました。
すぐに自身のアクションや環境に変化があるかは別として、
マネーリテラシーとして知っていることで
「主義」を深く考えることになると感じました。
Posted by ブクログ
自分自身のお金に対する知識の低さを最近感じ、このままでは自分自身のためにもいかんし子どもたちにも教えられないじゃんと手始めに読んでみた。
資本主義の成り立ちを、基本になる経済活動の始まりからわかりやすく図解で解説。歴史の流れに沿ってお金がどう変化していったかを流れに沿って解説しているのでとてもわかりやすい。
アメリカ中心の経済になんでなっているのかとか、それが今破綻しそうになっていて、今後はどうするべきなのか?とか、そのあたりの基礎を学ぶことができた。きっともっと本当は難しいんだろうけど基礎を学ぶにはこれで十分な気がする。
Posted by ブクログ
14歳ではありません。
いい大人ですが、読みました。
読みやすいし、わかりやすいです。
抜けていた知識や曖昧に覚えていたような事が全て補えました。
勉強になりました。
Posted by ブクログ
子供に読んでもらおうと思って手にとったが、資本主義の成り立ちから現在までのつながりを説明するに留まらず、「資本主義の問題点」を指摘し、その解決策の方向性(ポスト資本主義)として「定常経済社会」まで言及していて驚いた。
朝から晩まで働き詰めで疲れ果てた後にお酒やネットフリックスなどで気晴らしをしては眠気眼で翌朝の仕事に取り組むラットレースにドハマりな大人にも60分割いて読む価値があると思う。人生のほとんどを搾取される前に。
僕も会社のVision策定に参考にしたいのですぐに手に取れる場所に置いておこうと思った。
Posted by ブクログ
◯これまでの資本主義を理論づける経済学は、人間を含めた自然環境を、その理論から排除していたのです。(90p)
★『経済学は人びとを幸福にできるか』宇沢弘文著
『世界を不幸にしたグローバリズムな正体』ジョセフ・E・スティグリッツ著
『「定常経済」は可能だ!』ハーマン・デイリー著
といった教科書の要点をまとめて図解した参考書のような本。定常経済について知らなかったが、興味を持った。
★外部不経済って、外部に出したらだめなんだね。
★もう少し図解が丁寧ならもっといいのだが。
Posted by ブクログ
【未来像】
図解だからわかりやすいということはありませんでしたが、内容はすばらしいです。
成長を追わない定常経済まで述べられています。
現在の経済は成長ありきで述べられますが、これからは成長しない経済で、必要なものを必要なだけ生産し消費する経済が必要になるのでしょう。
Posted by ブクログ
『人新世の資本論』を読んで資本主義あかんやん!というのは分かったが、そう言えば、どういう流れで資本主義になったんだっけ?という興味から読んでみた。
資本主義の歴史、顕在化している課題、ではどうするかという点について分かりやすく概観してくれている。更に深めるため、主要なキーパーソン、その著作の紹介も豊富で、導入としてとても良い。
Posted by ブクログ
14歳ではないけれども、読んでみた。
その時代、その時代での経済の欠点や、それを是正しようとしてきた人々の考えを、やや表面的ではあるけれども、違いがわかるように解説してくれている。
アメリカの自由主義であったり、これから先の経済に対しては、理想論で語りすぎている面も確かにあるが、中学生向けと言うことを考えると、ちょっとリベラルすぎるけれども、こんなもんかなと思う。