【感想・ネタバレ】サンガイ ジウナコ ラギ みんなで生きるためにのレビュー

あらすじ

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1962年、日本からネパールへやってきたドクター岩村昇夫妻。病院にこれない人々のために診療にでかけていたドクターは、ある村で重い病気のおばあさんに出会います。村から遠方にある病院につれていこうにも荷物がいっぱいで運べません。つぎの日、ある青年が村を訪れ……。「みんなで生きる」ことを追求したドクターの原点のエピソードを描いた絵本。ドクターの心を動かした人と人をつなぐ美しいことばとは。ネパール語と日本語を併記。2008年12月1日発行の初版を底本に電子化。

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Posted by ブクログ

病院の待合室でたまたま手にした絵本。
日本キリスト教海外医療協力会からネパールに派遣された岩村昇先生が、現地で出会った若者の言葉がタイトルになっている。

病気のお婆さんを3日かけて病院まで運ぶのを手伝ってくれた若者は、自身も貧しい身なりにもかかわらず、お礼を受け取らず、「サンガイ ジウナコラギ(ネパール語で"みんなで生きるために")」と言って去っていった。
その言葉が、その後の岩村先生の活動の原動力になったそうだ。

自分のこと、自国のことしか考えない人が多い現在、こうした心のあり方を大事にしたいものだと思った。

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2024年11月19日

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