【感想・ネタバレ】にっぽん競馬伝(2)のレビュー

あらすじ

ある晩、厩舎で火事が起き、ベテラン厩務員・福松は飛び起き必死に馬を助けてまわる。幸い馬は無事だったが、福松は厩舎と自宅、そして娘・ハルミの嫁入り道具一式までもすべてを失ってしまう。その代償は大きかったが「大事なものは物よりも生命だ!」と福松とハルミは後悔していない様子。ただ周囲の人々は馬たちを救ってくれた福松に恩返ししたいと考えていた。そのためには火事から救ったカンガイが、記念レースで少しでも上位に食い込み賞金を稼いでくれれば婚礼費用くらいは……。そして運命のレースがスタートして……。篠原とおる先生&あべ善太先生がお贈りする、競馬を愛する様々な人々を温かい視点で描いた人間ドラマ! 馬にたずさわり、そして馬を愛する人々の生き様を描いた傑作、第2巻!

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義理と人情の昭和の競馬場

平成初期の競馬を巡る悲喜こもごも。
この作品は関東・美浦トレセンや府中競馬場が物語の中心にある(主人公格の記者さんが在京勤務)のに、浪花節全開で話が進みます。
様々な立場の主人公格がいた1巻目の主人公格を定めないオムニバス的な方が好きでしたが、記者の目を通して見た競馬の面白さが詰め込まれています。
ウマ娘ファンでもウマ娘ゲームくらいの知識で十分楽しめます。
主人公格の記者さんが「競馬界の島耕作」としか言えない、八面六臂の大活躍ですので、基本的には悲劇はありません。
ただし、過去に人や馬が死んだ…などの悲劇はあります。

#アツい #泣ける #感動する

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2023年06月02日

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