【感想・ネタバレ】「ルンバ」を作った男 コリン・アングル「共創力」のレビュー

あらすじ

カリスマ経営者はどうやって生まれたのか。

2002年に発売されたロボット掃除機『ルンバ』は世界累計販売数3000万台を突破し、その勢いは留まることを知らない。その『ルンバ』をこの世に生み出した男、米アイロボット社のCEOコリン・アングル氏の半生を基にしたビジネス本。
「人の役に立つロボットを作りたい」という子どもの頃からの夢を持ち続け、大学時代に3人で起業したものの、その後数多くの挫折と失敗を繰り返す日々。そこから持ち前の「共創力」を発揮して大企業と、社員と、関連企業との共感を得ながら、共通善の実現を目指して大成功を収めていくまでのストーリーと、未来に向かってのロボット構想、エンジニア育成への夢を描く。
今後のビジネスパーソンになくてはならない「共創力」の培い方と考え方、使い方をも指南する1冊。(2020年10月発行作品)
Index
【共創力の芽生え】メカ好きの少年と素質を伸ばした両親
【共創力の広がり】ハイスクールからMITへ
【共創力の進展】アイロボットの設立と試練の時
【共創力の深まり】ルンバの誕生とビジネスの確立
【共創力の躍進】日本進出のつまずきと成功
【共創力のその先】アイロボット2.0と社会貢献

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Posted by ブクログ

アイロボットルンバの創業者コリン・アングルは小さい頃からひたすら経営者としての素質となる訓練を、行なっていたことを感じた。この本を読みやはり質は量から生まれるのだと感じた。

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2021年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ルンバ創業者の生い立ちとルンバ事業の成功に至るまでの道筋が丁寧に書いてある。インタビューした内容を編集した本であるため、少し生々しさに欠けるが、それでもコリン・アングルが何を思ってどういう志があって今に至るのかが、よく伝わったし刺激にもなった。
1人の天才を待つのではなく、チームとして最大の成果を出そうとする考え方にはすごく共感できたし、自分も誠実に結果を出せる人になりたいと思った。

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2021年06月16日

Posted by ブクログ

欧米では読み聞かせの際に親が子に質問する
昆虫=小さいロボット
自分で挑戦するからこそ楽観的になれる
中止の決断が一番辛い

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2021年01月18日

Posted by ブクログ

ロボット掃除機のルンバを作ったコリン・アングル氏の半生と自身が起業したアイロボット社の歩みについて書いた一冊。

アングル氏が幼い頃からメカに興味を持ち、様々な経験を積みながら起業を果たし、機雷除去ロボットや災害救助用のバックボット、赤ちゃんや恐竜などロボットのおもちゃなどの開発を経てルンバの誕生に至ったことを知ることができました。
また、両親の独特な育児方針やMITでのロドニーブルックス教授との出会いなどアングル氏の成功の裏側には様々な出会いや出来事があったことも知ることができました。

同社が何度も社名変更を経て今の社名に落ち着いていることや開発までの費用を出してもらう代わりに気に入らなければキャンセルができるという共創していくというやり方をしていることなどは色々なことがあってのルンバの誕生したのだとも感じました。

日本で認知されるまでも紆余曲折があったり、顧客への不満とも真摯に向き合う姿勢など今の状態まで普及するまでに商品開発以外のところでも多大な苦労があったことも知りました。

本書を読んでますます進化していくルンバの姿を感じ、ロボットが今後ますます私たちの生活に浸透していく可能性やロボットの技術で今まで困難とされてきた様々なチャレンジにおいて克服するだけの技術がこれからも開発されていき、どんな境遇の人も住みやすい社会になっていく期待も膨らむ一冊でした。

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2021年01月30日

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