あらすじ
筆者が院内学級の教師として、赤鼻のピエロとして関わるなかで、笑顔を取り戻し、治療に向かう意欲を高めていく子供達。その経験を基に、子供との接し方や保護者・家族との関わり方、院内学級の必要性、(院内外に関わらず)教育の重要性などについて語る。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子どもたちが訴えてくる悲しみや怒りなどの感情の裏にどのような願いが隠されているのかを考えることが大切なのだと感じました。
子どもに関わるときはもちろんのこと、大人同士でもその感情の裏に隠されている願いや気持ちを受け止められるようになりたいと思いました。
Posted by ブクログ
冒頭から 子供に関わる いろんな人に読んで欲しいと いう言葉がありましたが 本当にそう思います 安心のエネルギーを ためることの大事さを みんなにもっと知ってほしいなと思う 素晴らしい本でした
Posted by ブクログ
院内学級の教師として時間を重ねてこられた副島先生が、きめ細かな観察、そして子どもの状態に合わせた関わり方の工夫、そのベースにある、視点の持ち方や考え方を丁寧に紹介してくださっています。
ひとりじゃないよ。
そのメッセージは、どうすれば伝わるのか。
そこにはマニュアルはなくて、伝えたい相手ひとりひとりの、その場その時その瞬間のその人の状態に合わせて工夫していくしかないのだということを、この本を通して改めて学びました。
読みやすい文章でありながら、密度が濃く、参考文献も豊富に紹介されているので、これから先も何度も読み返す一冊になりそうです。
叶うならばまたいつか、そえじ先生にお会いしたいです。
Posted by ブクログ
入院している子どもたちにとって学ぶことがいかに重要で明日を生きる活力になるかが理解できた。院内学級には多くの課題があるので改善に向けて何ができるのかを考えるきっかけにもなった。
いつか副島先生と会って話してみたい。