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Posted by ブクログ
【本書で言いたいこと】
★日本の歯科医療は、世界で最も遅れている
【本書のポイント】
❶歯磨きの際に出血すると歯周病の可能性
❷食後30分から1時間目安に歯磨きしよう
❸ご飯やパンなどの炭水化物は虫歯になるリスクを上げる。糖質はなるべく制限しよう。
【メモとアクションプラン】
・虫歯よりも、歯周病で端をなくす割合が高い
・成人の約80%が歯周病である
・虫歯になりにくいおやつを食べよう。
→チーズやナッツキシリトールガムなど
・瞑想でストレス解消する
Posted by ブクログ
歯の治療や手入れについてを一問一答形式で解説。
本書によれば、医学が発達していると思われている日本においても、歯科分野だけは先進諸国に比べ遅れていて、著者が開業した30年前と、保険で提供可能な治療方法や材料はほとんど変わっていないとの事。
これはひとえに、歯の「治療」に重きが置かれていて「予防」にはおかれていないことが原因と著者は主張している。
確かにがんとか、糖尿病、認知症等々の病気については予防のための対策がテレビ、新聞やほかのメディアでも頻繁に語られるが、歯についての予防はあまり語られていない印象がある。
本書では、それを前提に、歯だけでなく口腔内についての基礎知識、治療、および日常生活で気を付けるべき点も含め予防に多くの紙面を割いている。
また、良い歯科医を見つけたるためのアドバイスも書かれていて、本書の文章自体も、平易で読みやすくなっているので、老若男女歯を持つすべての人は読んでおいて損はないと思った。
Posted by ブクログ
認知症や糖尿病や動脈硬化などなど、さまざまな病気の原因になり得る歯周病。軽度のものを含めれば成人の8割が罹っているとか。にもかかわらず、日本の歯科医療は遅れており、また法制度も追いついておらず保険適用外の治療が多いのが酷く残念。せっかく歯のメンテナンスに興味が湧くも高額な負担に実行まで踏み出せない。
紀元前4000年石器時代の食事を4週間続けたところ歯を磨かなくとも虫歯はなく歯周病も治ったとか。身体は数千年経ったても現在の食生活には対応していない現れだと思う。
また、砂糖などの糖分が歯を溶かす大きな原因で、食べるなら食べる回数を減らし再石灰化の時間をとった方がよい。
24時間ほどでバイオフィルが固まってしまうのでその前に対処。
神経を抜いた4〜6割が無症状の炎症が発生。身体全身に細菌や炎症物質が、、、歯専用CTスキャンでなければみつけられないとか。
銀歯など金属類から水銀が溶け出し身体への害が。銀歯は30年ほど前から徐々に無くなってきたらしいが、幼少時銀歯だらけだった自分は...
歯周病による細菌の一部は腸の細菌叢にも影響を与えリーキーガット症候群まで発生させる
Posted by ブクログ
*健康は「口」からつくられる!世界標準の歯科医療は、むし歯や歯周病になってからの「治療」よりも、なる前の「予防」重視の時代に!そのために欠かせないセルフケアと定期的なメンテナンスの方法、そして食生活や噛み合わせ、呼吸、ストレス対策などの生活習慣までを徹底解説!快適な口腔環境を一生保つために*
とてもよくまとめられた予防歯科の本。
Q&A方式なので読みやすく、とぼけたお味のイラストに癒されます。
特に驚きの新事実などはないものの、今の予防歯科について知っておいた方がいいことは全て書かれているので、老若男女にお勧めしたい本です。
個人的には、「歯の痛みは錯覚しやすく、虫歯以外のことも多い」の1行が染みました。歯が疼くたびに憂鬱な気分になっていたので、救われた気分。
あとは、ダラダラ食べず、食後はこまめに歯磨きをしてバイオフィルムを固定させず、舌苔を除去し、キシリトールガムを噛み、唾液マッサージをして、被せる時はセラミック、と。
毎日のことなのでおろそかになりがちですが、意識付けのためにも時々この手の本は読まなきゃなと痛感。
Posted by ブクログ
洗口液やうがい薬は使用しすぎると細菌のバランスが崩れる。細菌が極端に減ることでカンジダなどの真菌やウイルスが繁殖しやすいと。
洗口液使うのやめようかと思案中。
Posted by ブクログ
主に見開き1ページで読みやすく、かつこちらが知りたい内容をわかりやすく書いてあった。
○バイオフィルムができる前にこまめな歯磨きで口内を清潔にする。
○鼻呼吸する。
○虫歯予防にはキシリトールガムが良い。
○歯周病をもたらすのは超悪者ジンジバリス菌。
○食事の回数は少ない方が良い。
○1970年代以前に作られた銀歯には要注意。(「ラバーダム」と言うカバーをして施術する歯科医を選ぶこと。ラバーダムなしの除去は水銀の害を広げてしまう危険性あり))