あらすじ
100円から始める“ほったらかし投資”入門!
30万部ロングセラーが[図解ハンディ版]になりました。
大切なお金を着実に増やすシンプルな方法・決定版。
本書で学べる資産運用の方法は、アセットアロケーション(資産配分)から考えるオーソドックスな手法。長期で着実に資産を守り、増やすのが特長です。
著者自身も本書で紹介する方法で20年以上、順調に運用しています。
誰にでもオススメでき、実践できる堅実な運用方法が学べます。
本書は2005年に出版され版を重ねるロングセラー『内藤忍の資産設計塾』、2015年出版されシリーズ30万部となった『初めての人のための資産運用ガイド』のポイントを凝縮し、図解を加えてわかりやすく、実践しやすくまとめたもの。
お金に関する知識がゼロの方でも、安心できる未来を手に入れる具体的な方法が手軽に学べるように工夫しました。
◎こんな方にオススメ
1)運用を始めたいと思っている。でも、そう思ってから何年になるかな…。
資産運用の基本は、長期で続けること。
小額から始められるインデックスファンドで実践しながら学んでいきましょう。
2)ラクしてすぐお金持ちになりたい! でも、大丈夫…かな。
その不安、当たっています。すぐに儲かる投資はハイリスク。
一瞬で人生の夢が壊れる可能性があります。
それに毎日株価が気になるようでは、仕事も人生も楽しむこともできません。
3)預金・保険・年金で対策はバッチリ。堅実が一番!
堅実な資産運用の裏には、実はリスクが潜んでいます。
「リスクをとらないリスク」を取っていることに多くの人が気づいていません。
4)お金のことなら、銀行に相談します!
銀行で投資信託を買うと、高い手数料がかかるので買った瞬間からマイナススタート。
外貨預金の手数料も銀行は高いのです。
日本の学校では、自分のお金をどう活用したらよいいかは教えてくれません。
しかし、これからは“人生100年時代”。
自分が働くだけでなく、お金にも働いてもらわなければ、豊かな老後は実現できません。
学校では教えてもらえないなら、自分で勉強して実践するしかありません。
本書には、その方法がわかりやすくまとめてあります。
資産運用は100円からでも始められます。
なかなか始められなかった方も、本書でやり方を学んで、はじめてみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
資産形成に必要なのは「アセットロケーション(資産をどこに配分するか」である。どの株をどの時期に購入するかではない。基本的にローリスク・ローリターンorハイリスク・ハイリターンであることを心がけること。短期的な投資はリスクが高く、長期的な目線で投資をすること。アセットロケーションは6種類であり「①日本株式」「②日本債権」「③外国株式」「④外国債権」「⑤流動性資産」「⑥その他」で分類する。お金を設けることが目標ではなく、どの目標に対してどのくらいの資金が必要かで計画をたてるべし。日本人に多いリスクを取らないリスクに留意。全て預金や保険、年金に投資している場合、それらの金融商品は国債の運用に利用されているため、市場金利が上昇した場合に実質価格が減少する可能性がある。※インデックスファンド=指標に準じた投資をするファンド。パッシブファンド。
アセットロケーションは、一般的に株式・債券形が80%、その他20%。更に株式40%、外貨40%。こうすることでリーマンショック時でも損失を20%におさえることができる。標準的には、日本株式10%、日本債券30%、外国株式30%、外国債券10%、流動性資産とその他20%。
購入した株式等は3ヶ月に1回はモニタリングし、理想のアセットロケーションから乖離した際にリバランスする必要がある。※リバランス=値上がりした資産を売却し、値下がりした資産を購入する。
イデコ、ニーサ、一般・特別口座の三つの箱を利用する。
イデコは定年まで引き出しができないが、税制面で一番優遇されている。①掛け金が全額所得控除②運用益が非課税③年金で受け取る場合「公的年金控除」、一時金で受け取る場合「退職所得控除」が適用。
ニーサは年間最大120万の運用益が非課税となる。ニーサはいつでも引き出すことができる。
これら以上に投資したいときは一般・特別口座。
イデコ→ニーサ→一般・特別口座の順で投資するとよい。いつ利用するか用途が決まってない場合は、ニーサを優先して投資すること。
意識するのは手数料(信託報酬)。信託報酬と利益の差を考える。FXは手数料が少なく優れているが、レバレッジ(実際のお金の数倍分投資できる)のがリスク。日本国債の変動型は、元本を国が保証していること、現在日本がマイナス金利であることから、今後の金利上昇を見込んで優れた商品である。ハイリターンは見込めないが、安定的。