【感想・ネタバレ】虚構地獄 寺山修司のレビュー

あらすじ

愛憎渦巻く母子関係が、寺山芸術の「原点」か!? 天才の謎に迫る! ――母の出自を唾棄し、神聖冒涜し、「母捨て」「母殺し」の虚構地獄を創り上げてきた天才は、なぜ、母にこだわりつづけたのか。また、愛憎を渦巻く母子関係は、寺山芸術に何をもたらしたのか……。47歳で他界するまで、全速力で時代を激走した寺山の「迷宮王国」に入り込み、その謎に迫る、野心的ノンフィクション。天才詩人の闘いの軌跡!

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Posted by ブクログ

なぜか寺山修司さんには惹かれてしまう

マッチ擦る つかのまの海に 霧ふかし
 身捨つるほどの 祖国はありや

この短歌にも惹かれてしまう

丹念に丹念に寺山修司さんの足跡を追って、
綴られた労作です。

読み終えた後に、少し猫背の後ろ姿の寺山修司さんが見えてくるようです。

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2017年07月29日

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