【感想・ネタバレ】どんぐりのきのレビュー

あらすじ

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今年はじめて実をつけたどんぐりの木は、自慢のどんぐりを食べてもらうことを楽しみにしていました。ところが、どんぐりはまだ青かったため、一口食べたリスに「まずい」と言われてしまいます。そうとは知らず、どんぐりの木は自信をなくし、やがてどんぐりをつけなくなってしまったのです。数年がすぎたころ、1匹のリスがどんぐりの木に家を作ろうとやってきました。すると、どんぐりの木は「リスなんて嫌いだ」と、リスを穴から追い出してしまいます。それでも、このどんぐりの木を気に入っていたリスは、掃除をして、ペンキをぬって……せっせと素敵な家を完成させました。そんなある日、お客のリスたちが「この木はどんぐりをつけないし、つけてもまずいらしい」と言います。それを聞いたリスとどんぐりの木は……。長所も短所も、ありのままの姿を受け入れてくれるリスと出会い、どんぐりの木の心が変化していく様子を描いた心温まる絵本。 ※亀岡亜希子さんは、現在は「かめおかあきこ」として創作活動をしています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

心を閉ざして、実をつけなくなったどんぐりの木。一匹のリスの“あなたが丸ごと好き”というメッセージが、どんぐりの木にパワーを与えます。このリスは理想の母親像でもあるなと思いました。
読んで幸せな気持ちになれる絵本。絵もよくて、どんぐりの木の表情から、気持ちがよく伝わってきました。
(読んだ時期:5歳1ヵ月)

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2012年06月22日

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