【感想・ネタバレ】屍竜戦記<新装版>のレビュー

あらすじ

神は、竜を鎮めるために、自らに似せて人間を創った。竜の屍体を操る“屍竜使い”ヴィンクの壮大なる冒険。
我々の親兄弟を殺したのは、あの赤い竜だ。棘黒だ。私の人生は、あいつを倒すためにあると言ってもいい。それまでは死ねない…。竜の鱗には強い防御力があり、通常の魔法はほとんど効かない。竜に対抗するためには、死者を操る禁断の魔法「屍霊術」を増幅し、竜の屍体、すなわち「屍竜」を操るしか方法はなかった。“屍竜使い”ヴィンクは、ナフリ王国に派遣され、因縁の竜、棘黒と対峙する。

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Posted by ブクログ

竜に抗うため竜の屍体を操る術を見出した人間。
宗教対立、国同士の政治的駆け引き、圧倒的な竜の猛威、何のために戦うのか。救いのない鬱々とした終焉かと思われた、最後の最後に訪れる解放。その全てが美しく魅入られる。
途中のミステリ的趣向にもニヤリとさせられる。

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2024年01月03日

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