あらすじ
周囲からは単なる同期として見られている恵茉と湊。そんな二人には、人に言えない秘密があった。それは……体を重ねるだけのセフレ関係を、もう何年も続けていること。お互い恋心を抱きつつも想いを告げられないまま、ズルズルと関係を続けてしまっているのだ。けれども恵茉は、その不毛な恋に終止符を打つことにした。そうして彼に切り出したところ、内に秘めていた独占欲を剥き出しにして迫られて――？ クールな同期の仮面を捨てた彼は、息する暇さえ与えてくれないほど甘く激しい!? ベッドの上でしか素直になれなかった二人の両片想いラブ。 ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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もどかしい
お互いに好きだと分かってからが、本当のすれ違いの始まりと言った内容で、かなりもどかしかったです。
でも始まりが「浮気」だし、セフレと勘違いしてた時期も長かったから、気持ちが通じたといっても不安が大きいのは当然。それをどう解消していくのか、時にはハラハラしながら最後まで面白く読めました。
女性視点、男性視点の分量が同じで書かれてるTLは初めて読んだかも。読者は両側から読んで互いの気持ちを知ってるから、すれ違いに余計にもどかしくなる。このもだもだ感が堪らなく好きな作品だと思いました。
番外編があったけど、その後の２人をもう少し読みたかったです。ベタベタに甘やかされたとこも見たかったな～
好き嫌い別れる作品かな？
作者さん買いです。
ヒロインとヒーロー視点での描写有り、恋人になれば終わりではなく、その後のストーリー展開は読んでいて心の葛藤がみれて良かったです。そして、ヒロインの最後のデレ具合は可愛いと思います。
大好物なのですが、
両片思い、すれちがい、当て馬あり、誤解あり等々、大好きな展開なのですが、二人が関係をもちはじめたときは、ヒーローには彼女がいたという設定がちょっと残念でした。
なので☆4ですが、それがなければ☆5です。
面白かったですが…
すれ違いも甚だしいカップルで、やっとお互いの気持ちを確認して付き合いだしたのに、セフレの関係から始まったことを後悔し、かつ、いつ別れることになるかお互い不安が強くて、気持ちが通じ合った後も幸せな関係とは言いがたいのが、読んでいてジレジレしました。最後の取引先の外人はとってつけて様な演出で、イマイチでした。
