【感想・ネタバレ】プライムレートのレビュー

あらすじ

元銀行員だった青野は、歯科医療器具を作る中小企業に再就職した。そして、銀行の儲け至上主義との戦いが始まった。日経平均、外貨を睨み、様々な銀行を相手に経理マンとしての利益を追求する青野。貸せると思えばギリギリまで貸し付け、少しでも業績が落ちれば手を差し伸べないのが銀行だと知りつくしている青野は、粘り強く、日々変わる情勢に対応しながらも、銀行の内部スプレッドを調整させ、0.01%でも金利を下げさせていく。それが正しい経理マンの目指すものと固い信念のもと青野は働き続け――。銀行の内部を知りつくした著者が贈る傑作。どうすれば企業が適正に資金繰りをできるのか、銀行との交渉法が詰まった一冊!

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Posted by ブクログ

金融用語がたくさん出てきます。私はその類は苦手なので、脳みそがあっという間に容量オーバーになりました。

次々と変わる担当者を相手に強気な取引交渉。新しい担当者に、また一から説明して交渉しなくちゃいけないから大変だったでしょうね。熱心じゃない銀行員には腹も立つでしょう。企業の都合も考えず、いったい何人の担当の銀行員が変わっただろう。数えてみようかとも思ったけど、やっぱりやめました。

最後の金融業界を中心にまとめられた年表が、意外とおもしろく、あぁそんなこともあったなぁ・・・と。

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2015年06月09日

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