【感想・ネタバレ】日韓朝「虚言と幻想の帝国」の解放 戦後75年の朝鮮半島のレビュー

あらすじ

韓国、北朝鮮報道はウソと情報操作、脅迫が日常的に行われてきました。著者は読者に真実を伝えるため、この「虚言と幻想」に40年以上も挑み続けています。本書は、朝鮮半島問題の第一人者である著者が、日本、韓国、北朝鮮の3国がとらわれている「虚言と幻想の帝国」の実体とそこから解放されるために、いま何が必要かを論じます。仰天の取材秘話をふんだんに盛り込み、戦後75年の朝鮮半島の歴史と問題点を白日の下に引き出します。

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Posted by ブクログ

北朝鮮には「反日」がないと言うのは初めて知った。
北朝鮮の人が言った言葉。北朝鮮も日本の国民どちらも日帝時代の日本政府の被害者だ。
このような受け止め方をしていることを知って驚いた。北朝鮮には「反日感情」がない。
日本との国交が回復しないのは、日本とアメリカの関係があるからだそうだ。なるほど。

た、以前から大変興味を持っていた笹川陽平さんの話が出てきてこれまた驚きさらに興味が深まった。

韓国の反日感情というものがどういう意味があるのかも興味深かった。
韓国の独立は天から降ってきたようなものだ。自らが勝ち取ったものではない。韓国が勝ち取ったものだという虚言があると言い切ることへの驚き。

だからこそ、国家のアイデンティティが反日となっている。反日を取り去ってしまうとアイデンティティが失われてしまう。

このような側面から韓国のことを考えたことがなかったので実に勉強になった。

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2021年05月24日

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