【感想・ネタバレ】老いた男のレビュー

あらすじ

任務中にアメリカ政府と対立した工作員が行方をくらませて三十五年がたった。妻を亡くし、今はイヌたちと静かに過ごす彼だったが、何者かの襲撃でその平穏は破られる。男は敵を倒し、名前を変えて逃走するものの、更なる追跡の手が迫る……。なぜ今になって攻撃が始まったのか。事態の裏に潜むのは一体――? エドガー賞受賞作家による、州を越えて国をまたぐ老境の男の逃亡生活を描いた冒険アクション小説。解説/杉江松恋

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Posted by ブクログ

ネタバレ

過去を隠し政府から逃れて生活している特殊工作員が、過去からの追跡者が近づいていることに気づき、再び逃走を開始するとともに、新たな人間関係を作り、追跡してくる敵と原因との対決に向かう物語。
迫り来る敵との緊迫した追跡劇、反撃のアクション、交流する人たちとの愛憎劇。
映画にしたら面白い!と思いながら一気に読んだ。
ただ今までの詳細な心理描写や人間関係の物語はなんだったんだというくらい、ラストが淡々と締め括られている。
逃走することになった原因は無くなったが潜伏生活は、引き続きしているというニュアンスだが、小説中に関係した人たちとの結末が分からず終い。
大団円という感じではないのが残念であり物足りない感じ。

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2020年12月02日

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