あらすじ
新型コロナウィルスの影響により、テレワークをはじめ、オンラインでの研修や会議、打ち合わせ、商談などがもはや当たり前になりました。ところが、です。対面からオンラインに切り替わった途端、コミュニケーションがうまく取れないと悩む人が急増しています。オンライン講座を担当した講師は、「受講者に熱量が伝わらない」「受講者の反応が見えない」と戸惑いを隠しません。社員を前に訓示を述べようとした経営者は、「対面のときとは違って、どうも調子が出ない」とぼやいています。こうした方々の多くに共通するのは、オンラインでも、対面で積み上げてきたこれまでのやり方を変えていないという点。実は、オンラインでメッセージを発信する際には、対面のときとは少し違うノウハウやコツが求められるのです。
本書では、オンライン講座を実施する講師の例を中心に、オンライン・コミュニケーションの極意をまとめました。その一つに、例えば照明があります。自宅でも会社でも、パソコンだけで講義をすると、どうしても暗くなりがちで受講者に対してあまり良い印象を与えません。ところが、学習スタンドを持ってきて自分に光を当てるだけで一転、明るく好印象に変わるのです。他にも、アイコンタクトの取り方や受講者が飽きない話し方などオンライン講座ならではのノウハウや、顧客との距離感の取り方や雑談の仕方などオンライン営業などに活用できるコツも満載しました。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
まさしくオンライン講座を頼まれて試行錯誤中.まだまだしなくちゃいけないけど改善点を振り返る時期なので読んでみた.
「自分のメッセージを言い切る練習をする、そしてそれをオンラインで話すーこれで十分です.」というはじめにの言葉に救われる.
オンラインは役職差や年齢差を感じさせない場を提供するという新しい活用法という考え方にも気づかされた.
オンライン講座の受講マナーをルール化も大事なので確認出来てよかった.
飲み物OK食べ物NG 発言や質問のタイミング 休憩 システムトラブルの対応
ヘッドセットよりもピンマイク推しだったので、探してみよう.
覚書
オンラインコミュニケーションに必要な3つの要素「印象・伝える力・聞く力」
全体像 話す手順 何分聞いてほしいか 意見交換の時間 休憩 などを伝える
集中力を保つためにどんなプロセスで展開していくか出発地点から到着地点まで示すMAP法
集中して傾聴できる時間の限界は30分
オンラインでは3つの視線の動き カメラを向く パソコンモニタを見る メモを取りながら聞く
オンライン講座の成否は準備が8割
オンライン講座の難易度 講師の役割や受講者の参画度(課題提出、チャットによる意見質問、音声による意見交換、受講者相互のディスカッション、受講者相互の資料共有)でレベル分け
PREP法(point reason example point)
AIDMA (attention interest desire memory action)