あらすじ
令嬢ジャネットは今日も舞踏会場の壁の花。
エスコート役の婚約者・ダグラスが自分をほったらかすのは毎度のことだけど、
今日は見知らぬ美少女と火遊び中の彼を目撃してしまい、こぼれる涙が止められない。
そんなジャネットに声をかけてきたのは、大柄迫力美人のオネエ!
「何をやってもブスで貧相でどうしようもない女なんて、この世に存在しないのよ!」
オネエのレッスンを受けることになったジャネットは、
綺麗になって婚約者をギャフンと言わせることができるのか?
ジャネットとオネエが奮闘するドタバタな180日が始まる!
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最高に面白かった
(下巻に残した評価コピーペーストです)
あまりにも面白くて、夜更かしして上下巻一気に読み通してしまった。主人公が一生懸命で可愛いし性格良しでとても好感持てたし、他にない設定のヒーローがまた最高に良かった。美形で騎士として腕が立つのに美容が好きでオネエとして活躍するって凄すぎです。ヒロインとオネエのやりとりが軽快で楽しい!ヒーロー(男性時)へのヒロインの健気さにもキュンとしました。絵の雰囲気も合っていました。この作家さんの他の作品読んでみたいです。
思っていたのと違う
ヒロインジャネットは知らない男性に対しても言うことは言うのに、婚約者には不誠実な態度をとられてもなにも言わずに耐えている。
何故?自分の事だから?レッスンも嫌です、無理ですって言うのに?婚約する前に相手の女癖が悪い事ぐらい調べているのでは?
地味だと自覚している自分相手に婚約したら誠実な人になると思った?
舞台は日本じゃないのにことわざが出てくるし、レッスン内容も「それ日本で流行った」ものだし、どうせなら中世ヨーロッパ時代の健康法を「昔はそうだったんだ」と思いながら読みたかった。きっと面白いのがあると思うのにな。