あらすじ
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ライオンとたたかって片足をなくしたエルフは、子どもたちを守って、黒ひょうとたたかい、永遠に木になってのこります。
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Posted by ブクログ
これは深い。
絵本の力ってすごいと
改めて思わせてくれた本です。
結局人間はだれも一人で、
その孤独に耐えることが本当の強さなんだと思いました。
そして、それでもなお誰かのために行動できることが
本当の優しさだと思いました。
これから先も、時々自分の人生を振り返るように
この本を読みたいです。
そして自分もエルフのように生きたい。
Posted by ブクログ
保育園に通っていた時に出会った一冊。
ライオンが怖くて、ドキドキしながら、
何度も先生に読み聞かせてもらったな。
エルフが優しくて、強くて、すごく好きだった。
大人になって、自分用に購入した。
やっぱりエルフは優しくて、強くて、すごく好き。
保育所時代に演劇を、、
30年以上前ですが、当時保育所で
劇をしたのを今でも覚えています。
幼馴染とはそんな話は全然しませんが、
私の中ではとても大切なお話です。
先生に読んでもらった5歳当時は、悲しい気持ちになったことを誰に言うわけでもなく、ただ、その感情を持て余していました。けれども悲しいという言葉の意味を理解したのはこの話だったような気もします。
大人になって読んでも、やっぱり同じ気持ちになりますが、全然違う視点を持てるようになっている自分がいます。ぜひ、お子さんに読んであげて沢山感情の引き出しを作ってあげて欲しいです。
Posted by ブクログ
大人でも、子供でも、読んで欲しい本当に読んで欲しい一冊。
私の心の中にいつもある一冊。
勇敢に仲間を助け、傷を負ってしまうエルフ。最初は仲間たちがエルフを見舞い助けるが、やがて仲間は来なくなり、エルフは何日も立ち続け……
やがて、エルフが立っていた場所に一本の木が。その木は皆を癒やす木陰となる。
厚意が厚意としてとられなかったり、自分の保身の為に言いたい事に口をつぐんでしまったり。
でも、変えていこうといつも思う。せっかく生きてるし、変えるチャンスはいつもあるんだ。そして勇気も持ち合わせてるんだ。自分の気持ちが納得する生き方が出来た、その瞬間に幸せを感じる。
Posted by ブクログ
エルフは強くて、子供好きなやさしいダチョウ。
ある日、子供を守ってけがをする。
自然界は厳しい、役に立たなくなったエルフは忘れ去られていく。
涙がポトリと足下の砂に・・・。
子供たちの遊ぶこえを聞くことだけがなぐさめになっている。
最後は・・・・。
無償の愛ってこういうことなのかな。
エルフは最後報われたのだと私はおもう。
これで、いつまでも、
子供たちといっしょにいられるね。
絵(版画)が想像をかき立てる。
エルフの幸せ。
強さ。
寂しさ。
ライオン、黒豹の怖さ。戦い!。
版画に圧倒される。
Posted by ブクログ
読んだ後涙が出ました。これが大人の本来あるべき姿だと思いました。なのに今朝一番のニュースが川崎市で起きた通り魔事件。たくさんのこどもたちが被害にあったそうです。 * * 先程重体の女児が命を失ったとのこと。さっきとは違う涙が出ました。
Posted by ブクログ
小学校のころに教科書で読み、印象に残っている物語。黒を基調とした絵が想像力をかき立てます。片足になり、ひとり立ち尽くしたままの日々…切ないです。いま読んでも、胸に迫ります。
Posted by ブクログ
昔から知っていたけど読む機会を逸していた本。
小学生の時に課題図書になっていた記憶もあるけど、一度も課題図書で読書感想文を書いたことがなかったから。
ヒーローが活躍するのは良いがみんなを守ろうとした結果で大きな怪我をし、さらにその守った者たちから忘れられたり、辛いばかりの物語。
最後も報われたんだか違うんだか、いいのかこれで、っていう思いが残った。
『スーホの白い馬』みたいに泣けた。
Posted by ブクログ
みんなの人気者だった「エルフ」
子どもたちを助けるために、片足を失いました。
初めは、世話をしてくれた仲間たちも、徐々に遠のき、
辛く、厳しい毎日を送ります。
みんなの冷たさにがっかりしますが、これが自然界の現実でしょうか。
最後は、また子どもたちを助けるため、自ら犠牲になるエルフ。
すでに死にそうだったエルフにとっては、いい最期だったでしょう。
Posted by ブクログ
初めてこの話を聞いたとき、エルフの運命がかわいそうに思えて泣いてしまいました。ほんとうの優しさはなんなのか、エルフは幸せだったのか。読むたびに考えさせられる、深い絵本です。
Posted by ブクログ
勇敢なだちょうエルフのお話。弱って、周りから忘れられてもなお、子供たちを守るために戦うエルフの姿に感動する。おのきがくさんの力強い版画絵も印象的。
(読んだ時期:6歳)
Posted by ブクログ
エルフは若くて強くて素晴らしく大きな雄のだちょうです。エルフはとても子どもが好きでした。ある日子どもたちを狙ってやってきたライオンと闘ったエルフは片足を失ってしまいました。今まで長い足で自由に動けていたのが、一日にいくらも歩けなくなってしまいました。食べ物も満足に取れなくなったエルフのからだはかさかさに干からびてきました。
絵が訴えるものが凄いです。教科書に載ってるのかな?子どもたちにも衝撃的なようで、エルフ知ってるーの声をよく聞きます。
Posted by ブクログ
私が子どものころ好きだった絵本。記憶では鮮やかな動画だったのですが、久しぶりに開いてみると、版画の、ほとんど色のない絵本でした。すごい絵の力です。
息子ももっともっと気に入ってくれるといいな。
そして、子ども心に動画のように記憶される名本に、今出会っているのか聞いてみたいけど。まだ答えられないだろうな。
絵本選ぶのがまた楽しくなってきました。
Posted by ブクログ
決してとっつきやすい絵とは言えないのだけど子供のうちに知ってほしい、とても大切なことを教えてくれてます。友達を大切に思う心、弱いものを守ろうとする心。本当の勇気、心の強さとは。「友達」や「他人」を意識するようになる5~6歳くらいから(上はいくつでも!)の子に、ぜひ読んでほしいな~と思います。
Posted by ブクログ
この絵本と出会ったのは、幼稚園の頃。
他の絵本に比べ、ちょっと違った雰囲気が気になり、祖母に買ってもらいました。
本を読むと絵はもちろんですが、内容も今までと違う異質な内容。
当時の私はエルフを取り巻く動物たちの無情さに、とても腹が立ちました。
しかし大人になった今、エルフの生き方を悲しいと思いつつも、なぜかその生き方に魅かれる自分もいる。
お子様に読み聞かせるのもいいですが、大人にも読んでほしい絵本です。
Posted by ブクログ
shibu
小学校のとき、教科書で初めて読みました。
実は「なんて暗くて悲しくて可愛そうな話なんだろう」と、子どものころはあまり好きではありませんでした。
30年経って、ボランティアの読み聞かせグループ「音と絵本のお話会」の仲間から「この話をぜひやりたい!」といわれたとき、とても懐かしく本を開き、おどろきました。
おのきがくさんの力強い版画の動物たちが、絵本の中のシンプルな景色を走り回っている!「かっこいい!最高!」
なんとかして子どもたちに、このお話の力強さとかっこよさを伝えたい。そう思って、アフリカのサバンナ・ジャングルでお話を聞いている設定の演出を考えました。
学校でお話会を開くとき、参加人数が多いときには、子どもたちのぐるっと周りから、とりの鳴き声が聞こえるよう、思い思いに笛を吹いてもらいます。アフリカンな太鼓のリズムをベースに、動物の戦いのシーンはみていてドキドキするようテンポを上げます。エルフの弱っていくところは、悲しくなる和音をつなげます。絵本を邪魔せず、文中の気持ちの部分を音を加えて盛り上げるように、いろいろ考えています。
読み聞かせで取り上げる作品の中でも、「こんなにおもしろい作品はない」、というくらい大好きな作品になりました。子どもたちにも大人気の、とてもかっこいい題材です。ぜひ読んでみてくださいね〜。
Posted by ブクログ
アフリカの草原、
大きな木と 泉のまわりで、いつも動物たちは
楽しく暮らしていました。
その木と泉は むかし、こどもずきでやさしく勇敢な
エルフというだちょうだったのです…。
Posted by ブクログ
119 かたあしだちょうのエルフ/おのきがく著 #読書
「エルフありがとう」
10分もかからず読み終えるがとても温かい気持ちになれる
絵本ってやっぱいいよね
子どものために読んでいた絵本だけど自分に読んであげるのもいいなって思った
誰かに読んでもらうともっと違う楽しみもありそうだ
Posted by ブクログ
いいお話しなんだけどな。絵もとても好きなんだけれど。
子供のころ読んだときにエルフの足元にできた湖が「エルフの涙でできたものかもしれませんね」の文章に「なぜわかりきったことを説明口調でこれ見よがしに書くのだろう?この文章はいらない!」と思った記憶が、、、
子供なので、なにがどうと説明できなかったけれど、大人になって思うと、ここだけがいきなり物語でなく解説になってしまったのが違和感があったということなんだろう。
Posted by ブクログ
息子のリクエストで読むが、読み終わってふと見ると静かに泣いてた…。
エルフはみんなを助けたんだよと言うも、でもエルフ動かなくなっちゃったと。
このすばらしい絵本が自分の生まれる前に作られたこと、40数年たっても5歳児の心を動かすことに感動。
Posted by ブクログ
エルフは勇敢で子ども好きの優しいダチョウ
いつも敵からみんなを守っていました
ところがある日ライオンと戦い、なんとか勝つことができたもののエルフは片足を無くしてしまいました
餌を探すのも困難になり、痩せ細ったエルフでしたが、クロヒョウに襲われた子どもたちを助けようと懸命にクロヒョウと戦います
クロヒョウを追い払ったエルフでしたが子どもたちがお礼を言おうとエルフを見ると、、、
読み聞かせ時間は9分弱
Posted by ブクログ
高校生の頃、友人がこの本を題材にした創作ダンスを発表会で踊っていて、そのころからなんとなく気になっていたけど、読む機会がなくて。
くもんの推薦図書にあったから改めて読んでみました。
Posted by ブクログ
私が子供のときに読んで、ちょっと衝撃的だった本。力強い挿絵(版画)が大迫力。
エルフは若くて強い、オスのダチョウ。サバンナのヒーローです。皆を襲うライオンと戦い、負傷してしまいます。そして…。
子供の時にはエルフの扱いに憤慨したものですが、今は(今もちょっぴりカワイソウと思います)これはこれでハッピーエンドなのかなと思います。←自己犠牲を扱う話だと、こういうふうな救いがある方がまれなのかなぁ、とか思っちゃう。
Posted by ブクログ
これ読むたびにいつも涙する絵本。すごく古い絵本らしいのですが、ほんとにすごく良い本だと思います。絵も、なんだか怖くて不気味なかんじが素敵。エルフの生き方ってなんて壮大なんだろう、そう思う。今まで読んだ絵本の中で1番分かりやすくて感動するものかもしれない。
Posted by ブクログ
号泣してしまった。エルフが片足になってからのこと、みんなから忘れられていったこと、心が痛んだ。
人間界の縮図でもあるよねえ…
そして版画の迫力が素晴らしかった。
元気のある時に読んでほしい本。
Posted by ブクログ
「エルフとはアフリカのことばで、千のことなのです」
大草原の動物たちの雄大な姿、壮絶な物語が溢れている。自然は、厳しくて、温かい。命の鼓動が伝わってくる。(16分)#読書 #読書が好きな人と繋がりたい #かたあしだちょうのエルフ #おのきがく #ポプラ社
Posted by ブクログ
絵は力があって良いと思いますが、話が読み終わってからどうにもモヤモヤ感が消えず、スッキリしません。良い話、とはちょっと違うこの感触…、これが作者の狙いなのかな。
Posted by ブクログ
うわあーあ
だちょうってこんな強いの・・?(ドキドキ)
強くてやさしいだちょうのエルフがライオンと闘って片足をなくしたら
みんなからも忘れられてしまって(つらすぎる)
最後には片足なのに黒ひょうと闘ってみんなを守って木になりました
うーん
なんというか
現役を退いたヒーロー(スターとか人気者?)って
けっこうこんな感じなのかなーみたいな
胸にきました。